夜の国の、小さな物語
今度は、 元気いっぱいの星です。 ころころ。 ころころ。 棚の上を転がって、 今にも飛び出しそう。 ステラは、 その星をそっと抱き上げます。 そして小さく笑って言いました。 「いってらっしゃい。」 星は、 ふわりと空へ浮かびます。 ひとつ。 またひとつ。 夜空には、 新しい光が増えていきました。