【それスノ】おねだりラウール
コンコンと楽屋のドアがノックされる。誰?
ラウール「おねだりラウール!」
「おー? え、何?」
ドアの前に立つラウール。なんかいっぱい付いてる。
ラウール「誕生日プレゼント! 用意してくれた?」
「うん、あるよ。てかその箱何?」
ラウール「ラジコン! 近付いたらダメだから。今から奏多くんのとこにこれ向かわせるから、プレゼントそこに入れて?」
「おっけー」
白い箱がこっちに向かってくる。中には手持ちカメラが入ってた。
「……おお、まじできた。これでラウールのこと撮ればいいわけね」
プレゼントを入れて、カメラをラウールの方に向ける。
ラウール「そー! じゃあ戻しまーす」
「ラジコン操作上手だね」
ラウール「へへ、ありがと」
ゆるゆると帰っていくラジコン。ドアのところでガタンって止まったけどあれ大丈夫なのかな。
ラウール「袋ちっちゃい! え、中身入ってる?」
「入ってるよ」
ラウール「ほんと? 開けまーす」
「はーい」
楽しそうなラウール見てるとこっちも楽しくなってくる。
ラウール「わ! えっ、ピアス!?」
「そー」
ちょっといいピアス。シルバーに、オニキスが嵌められているシンプルなやつ。
ラウール「かっこいい……!」
「シンプルなやつだから大人になっても使えるかなーって」
ラウール「奏多くんありがとう〜! 点数は……」
「え、点数とかつくやつなの?」
ラウール「そうなの。僕の満足度を点数にしてるの」
「へー。何点?」
ラウール「90点!」
「おー、やったー?」
ラウール「もっと喜んで!」
「やったー」
後から聞いたら、どうもさっくんの次に高い点数だったらしい。嬉しいなあ。