【素のまんま】だてしの
「こんばんは、Snow Manの東雲奏多です」
宮舘「宮舘涼太です」
「不二家presents Snow Manの素のまんま、今夜はこのコンビでお送りしたいと思います」
宮舘「よろしくお願いします」
「僕ら2人、何コンビになりますでしょうか、舘様」
宮舘「なんでしょうねえ……。だてしの?」
「ふふ、そうですね」
宮舘「今日なんで敬語なの?」
「なんていうか……ふふ、つい?」
宮舘「つい」
お互い笑っちゃって話が進まない。舘様って意外と笑いのツボが浅いんだよね。……まあ、私もだけど。
「ふう。今回もSNSで皆さんに使っていただきたいこの番組のハッシュタグがあります。『#素のまんま』です。このラジオを聴きながら一緒に盛り上がってください」
そう言いきってCMへ行く。やりきれたって顔してたら、舘様から「偉い偉い」って言ってくれた。舘様に褒められるの、けっこう嬉しい。いや誰から褒められても嬉しいものは嬉しいんだけど、なんか有難みを感じるというか。ふふ、私も宮舘王国民なのかな。
「番組の前半は『素のトーク』です。近況を報告し合ったり、メールを読んだり、ゆったり素のトークを繰り広げていただきます。じゃあ1通目は僕から」
宮舘「はい、お願いします」
「ラジオネーム、宮舘王国民のさゆみさん。Snow Manの皆さんこんばんは」
宮舘「こんばんは」
「最近、私は舘様の影響であることを始めました。それは、料理です。いつか好きな人に料理を作ってあげられたらという気持ちもあり、休みの日や部活が早く終わった日の晩御飯などの料理担当をしているのですが、一向に上達している気がしません。手を切るようなことはないのですが、形が不格好だったり、味が薄すぎたり……。どうしたら上手くなりますか? また皆さんにも苦手なことはありますか?」
宮舘「なるほどなるほど……」
「いかがでしょうか、国王様」
うんうんと頷く舘様に神妙な面持ちで尋ねてみる。とはいえ、ラジオだから表情は音声を聞いてくれてる方には伝わらないんだけど。
宮舘「そうですねぇ……。形が不格好になるのは、どういう状況かにもよりますけど、煮崩れなら水の状態からゆっくり煮るとか。切った状態が不格好というなら分からなくなるくらいみじん切りにしてしまうとか……、慣れたらなんとなく分かるところもあるかもしれないですし」
「なるほど……。味の方は?」
宮舘「こまめに味を見ていって自分が好きな味に仕上げるのが一番かなと。薄味好きな人も濃い味好きな人もいますからね。奏多は苦手なこととかあります?」
「え、僕ですか。なんだろ……、あ。学生時代のことですけど、数学苦手でしたね……」
宮舘「いつも阿部に教えてもらってたよね」
「そう。頼れるの阿部ちゃんしかいなかったから阿部ちゃんいない日が絶望的だった……」
宮舘「俺らであーだこーだ言ってもやっぱり阿部みたいには答えられなくて」
「どうにもいかなくて、でも明日絶対当たるって日とかあるじゃないですか? そういう日はもうレッスン終わってから阿部ちゃんに連絡してこの問題解けますかって……聞いてたね……」
あの頃、阿部ちゃんも忙しかっただろうに、ちゃんと解き方を教えてくれて遅くまで付き合ってくれてたんだよね。本当今となっては凄く有難い話だよ。
宮舘「阿部と奏多が揃うとリアル阿部ちゃん先生が始まる感じね」
「そうそう。阿部ちゃん先生のおかげで赤点もなかったし、分かったらやっぱ面白いというか、こういうことかって思えたのは良かったかな。そういうの教えてくれる人がいたってのは俺の人生で凄く恵まれてたね」
宮舘「きっとこのラジオ聴いてる阿部が喜んでるよ」
「そうかな? 阿部ちゃん聞いてる〜? 今度ご飯行こうね!」
宮舘「会ったら言えるでしょう、それは」
「あはは、それもそうか。以上『素のトーク』のコーナーでした。ここで1曲。国王様、曲紹介お願いしてもよろしいですか?」
宮舘「はい。それでは聞いてください。Snow Manで『Stories』」
くっと伸びをしてから「舘様も苦手なこととかある?」と聞いてみる。少し考えて彼は「ないよ」と呟いた。他愛もない話をしているうちにCMが明ける。
「文化放送からお送りしました、Snow Manの素のまんま、エンディングのお時間です。あ、僕から1個舘様に聞いてもいいですか?」
宮舘「なんでしょうか?」
「今日の僕のまわしどうでした?」
宮舘「奏多らしくて良かったと思いますよ? 逆に奏多はどうだった? やってみて」
「僕はー……凄く緊張した……。何回かやってるはずなんだけど、相手が変わるとやっぱり感じも違うというか」
宮舘「なるほど。東雲の次回作にご期待ください」
「ご期待ください! もっと上手く回せるようになりますなりたいです」
ふふ、とお互い顔を見合せて笑って締めの言葉に入る。
「不二家presents Snow Manの素のまんま。今夜のお相手は東雲奏多と」
宮舘「宮舘涼太でした」
「「またね〜」」