リスナーの質問全部答えます!


「どーも、ラウ愛称チャンネルのラウールです」
「愛称です」
「今日はリスナーさんからの質問に、一問一答形式で答えていきます」
「よろしくおねがいしまーす」

先日、動画・Twitterで募集した質問を紙にまとめて1個ずつ読み上げていく。好きな物嫌いな物とかこれまでのことこれからのこと、恋愛についてとかいろいろあって面白そうなのを選んだつもり。

「"どんなときに愛称ちゃんのことを好きだなって思いますか?"」
「え〜、まぁ、ずっとなんだけど。最近は一緒のお布団で寝る時と、朝起きて愛称ちゃんの顔見た時に思うかな。すごく幸せって思うし」

照れ笑いを浮かべながらも、真剣に答えてくれるラウに思わずきゅんとする。続いて、私に投げられた質問は"最近ラウールくんにキュンとしたのはいつ? どんなことで?"というもの。

「今まさにきゅんってしてた! それ以外だとこの間高いところの物取ってもらった時にきゅんってした。ラウの横顔かっこよくて」
「え、なにそれ、照れる〜!」
「ふふ。次これね。"一番思い出に残ってるデートは?"」
「俺はね、ディズニー行ったこと。2人で耳つけて一日中歩き回ってさ、待ってる時間もずっと楽しいの。それにシンデレラ城の前でプロポーズしてる人見て、ああいうのいいなぁって思った。愛称ちゃんは?」
「私は海かなぁ。車とかも運転できないから電車乗り継いで、駅で自転車借りてさ。春先だったからまだちょっと寒くて、誰もいなかったんだけど、それが逆に新鮮で楽しかった! ラウとふたりならどこまででも行けそうって、そんなこと思ってた」
「どこまででも行こうね」
「うん、次はどこ行こっか」
「それは後でね」

鼻をこすり合わせてくすくす笑ってぎゅうって抱きしめ合う。撮影中止してこのままイチャイチャしたいなんて思ってしまったことを心で反省しながら、こっそり机の下で手を絡めて撮影を続ける。

「これ最後ね。"これからのラウ愛称について。やりたいこととか夢とかあったら教えてください"って」
「夢かぁ……」
「私はラウともっと旅行行きたい。ご当地の美味しいもの食べたいし、いろんなこと体験してみたいな」
「いいね! 俺、北海道とか行きたい」
「海鮮食べたりね。それと、おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいたいなぁ」
「それはもう当たり前でしょ! それで言ったら俺も夢決まった」
「何?」
「おばあちゃんになった愛称ちゃんと、こうしてまたYouTubeで一問一答する」
「出来るかなぁ」
「出来るよ」

ふふっとお互い笑って指切りげんまんをする。いつまでもいくつになっても幸せなふたりでいれますように。

「リスナーのみんなもおじいちゃんおばあちゃんになっても俺たちの動画見てね」
「ふふ、みんなとも約束だね」

画面に向けても小指を突き出して指切りのふりをして動画は終了。
ラウは隣に座る私をぐいと自分の方に向けて「名前ちゃんあのね」と呟いた。

「俺、今日も明日も10年後も50年後も名前ちゃんと一緒にいたい。おじいちゃんおばあちゃんになっても絶対幸せにするから、ずっとそばにいてね?」
「ラウ、それってプロポーズ?」
「それはいつかちゃんとするから!」
「シンデレラ城の前で盛大にしてくれる?」
「ふふ、名前ちゃんが望むんだったら」

ぎゅうっとラウに抱きついて「楽しみにしてるね」って言いながら唇を重ねる。シンデレラ城の前じゃなくても、ラウールが一生懸命考えた言葉で愛を紡いでくれるならどんな状況だって嬉しいよ。そんな想いを唇に乗せて、ふたり何度もキスをした。