【少クラ】ようこそ、舘様悩みの館へ

「迷える子羊たちの悩みを貴族舘様が解決する」
宮舘「ようこそ、舘様の悩みの館へ」
「当館執事の東雲と迷える子羊を優しく包み込む当館の主、舘様です」
宮舘「迷える子羊ちゃんたち、おいでよ、舘様だよ」
目黒「今回ふっかさんじゃないんだ?」
「彼には暇を与えました。今回は僭越ながら私めが、執事を務めさせていただきます」
岩本「これ、執事ローテーションとかじゃないよね?」
佐久間「てかしの、深澤より執事服似合ってんじゃん」
宮舘「よく似合ってるよ」
「ありがとうございます」

「では早速ですが、本日の悩める子羊の悩みを紹介致します。えーと……? あ、河合くんですね。A.B.C-Zの河合郁人くんから」
佐久間「河合くん!?」
岩本「河合くんも迷える子羊なんだ」
「深澤が僕の誘いを全断りしてきます。もう彼は僕に興味がないのでしょうか? とのことです」
佐久間「深澤〜!」
岩本「2人の問題じゃん、解決できるの?」
「いかがでしょうか、舘様」
宮舘「一度ゆっくり時間を作って、ふたりで話してみてください」
「ありがとうございます……!」
岩本「恋人同士が喧嘩したときのアドバイスじゃないんだからさ」
「続きまして……、あ、向井康二さんからきてますね」
佐久間「康二?」
目黒「メンバーから質問送るのもありなの?」
「最近奏依ちゃんが冷たいです。僕に構ってくれません。舘様ならどうやって彼女の気を引けますか? ですって」
岩本「ですって」
佐久間「これこそ本当にしのと康二の問題じゃん!?」
宮舘「ちょっと、向井いる?」
「あ、呼ぶんですね」
向井「ちょ、俺それふっかさんが読むもんやと思ってて……!奏依ちゃんが読むやなんて聞いてないんやけど」
宮舘「思ってることは、言わないと伝わらない」
佐久間「え、ここで話し合うの?」
岩本「いや、裏でやって?」
「本日の相談はここまでとさせていただきます。皆様、舘様の慈悲深いお言葉に感謝し、明日からもどうぞ健やかにお過ごしください」
宮舘「ごきげんよう」
「「「ごきげんよう」」」


収録が終わり次の撮影まで空き時間が出来た。そうなると、まあ、やるべきはひとつだよね。

「で、どうする、康二」
向井「え!?」
「え、なんでそんな驚くの」

楽屋で隣同士で座ってるのにすっごく驚いた顔をして私を見る。

向井「え、いやだって……」
「康二はどうやって私の気を引いてくれるの?」
向井「え、あ、あう……」
「ん?」

思考回路はショート寸前なのか、康二は急いでふっかのところへ逃げていってしまった。それを見ていたさっくんとラウールが「えぇ……」と苦笑いを浮かべた。

「康二」
向井「なに?」
「今日夜暇ー?」
向井「え、うん、暇」
「じゃあご飯行こう」
佐久間「え! いいな! 俺も行きたい!」
ラウール「だめでしょ、今日は康二くんと奏依ちゃんの日なんだから」
「ラウール大人になったなあ……」
向井「ええの? 俺、行っていいの?」
「うん。私の気が変わらないうちにね」
ラウール「奏依ちゃん明日は俺とね!」
佐久間「え、ずっる! じゃあ明後日は俺!」
「はいはい、落ち着いて」

適当にかわして次の撮影現場へ向かう。両隣にラウールとさっくんがくっつくもんだから、また康二が拗ねちゃって。今日くらいはめいっぱい構ってあげないとなあって思ったのは康二には内緒。


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