Hikaru‪√‬

岩本「俺と付き合ってください」

そんなふうに想いを口にしたのはあのキスから数日が経った日の事だった。なんで言う気になったかって聞かれると、他のメンバーに彼女を取られたくなかったからってのが一番大きくて。グループ内での関係が崩れるとしても、絶対に修復させてみせるから、と心に決めて意を決して告白した。

「よろしく、お願いします……」

照れくさそうに笑いながら奏依はそう言った。ぺこりと小さく頭を下げる姿は初めてSnow Manになった日を思い出すようでなんだか懐かしさを感じた。と同時に、彼氏彼女になるということが凄く照れくさくて、噛み締めるようにはにかんだ。

岩本「キスしていい?」
「……いつも勝手にするじゃん」
岩本「そうだった」

花笑みを浮かべる彼女に噛み付くようにキスをした。俺のものって覚えてもらうために。もっと好きになって、俺以外のこと考えられないように、意識してもらうために。本当はいますぐに食べちゃいたいくらい、本能は疼いてる。それを無理矢理理性で蓋してるって感じ。いつまで持つかな、俺。

岩本「俺以外のメンバーと寝たりしないで」
「寝ないよ、照くんとだけ」
岩本「無防備なとこも、あんま見せないで」
「家だから多少は気が緩むのは許してほしいな」
岩本「なんかあったらすぐ俺の事呼んで」
「過保護だね、ほんと」

触れるだけのキスをしてくる奏依の頬に手を添えて深めのキスを送る。

岩本「過保護なんかじゃないって」

みんな奏依のことが好きだから、取られないように必死なだけ。

岩本「守れなかったら、見えるとこに痕つけるから」
「それはだめ」
岩本「じゃあ約束守れるよね」
「……はーい、がんばります」
岩本「ん、頑張って」

痕を残す代わりに、また深く口付ける。口腔内を舌で蹂躙し、彼女の身体に興奮と快楽を少しずつ植え付けていく。「触るよ」と呟いて彼女の身体に触れる。腹の奥で疼く本能を呼び覚まし、少しずつ理性の蓋を取り払っていく。少しでも俺の匂いが奏依に移って、虫除けになってくれますように。そんなことを思いながら、長い片想いを終えて、その日俺らは結ばれた。