イノセントブルーに涙
許されない恋だなんて悲劇のヒロインを気取るつもりはなかった。ただ、どうせ叶わないと思っていたから親友の地位に甘んじていただけ。ずっと覚悟は出来ていると思っていたの。だって結婚式には私がスピーチをするなんて、冗談だけれど言っていたんだから。私は冗談のつもりはなかったけれど。貴方が笑って、でも本当にお願いしたいわ、なんて言ってくれて。
それだけで私は報われると、そう思っていたのに。
幸せそうに笑う貴方のことを祝福出来なくて恨みたくてたまらないけれども此処で涙のひとつも流せないような人間だからきっと、貴方のことが本当に大好きだったんだわ。
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喉元にカッター
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