破面との…否、藍染との長い闘いが終わった。

あの後、一護に力の差を見せ付けられ焦り憤った藍染は更なる力を得、最早人と判別出来ぬ異形へと変化し一護に応戦した。しかし、一護は斬月から教わった「最後の月牙天衝」を放つ為、自身の姿を変貌させる。
一護の鮮やかなオレンジ色の短髪が長い黒髪に変化し、身体中に黒い包帯のような物を巻き付けたたそれは「無月」と言い、自身を武器とする、その一発を放った後一護が持つ死神の力を全て失ってしまうというリスクを伴う最終奥義を藍染に放つ。
無月を受けた藍染は異形から人の形へ戻ったのだが、完全に彼の力を抹消出来た訳ではなかった様で、ボロボロになりながらも立ち上がる。反対に一護は力の殆どを使い果たし、元の姿に戻ってしまい地面に手を着いてしまう。

やはり藍染には叶わないのか…。半ば絶望にも似た感情でいたのだが、突如藍染の身体中から光の針が噴出し、藍染の霊圧を奪っていく。
其処で現れたのは浦原喜助だった。藍染の霊圧を奪っていくそれは、空座町のレプリカの中で戦った際に浦原喜助が仕込んだ物。
針状だった光が次第に大きくなり藍染の身体を覆い始めた時、藍染は浦原を侮蔑すると言った。何故霊王の正体を知っていながら従うのかと。それに対する浦原の答えは「霊王は楔だから」。その答えに納得のいかない藍染は更に吠えたが、全てを言い終える前に霊圧の矢と化したモノの中に封印されてしまった。

こうして、歯切れ悪くも藍染との決着が着いたのだった。





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