「…とっさに自分の虚閃をぶつけてダメージを削ったか…。やるやないか」
「くそが……っ!」

そして自分の腰に刺さっていた斬魂刀を抜き、斬魂刀解放をしようとしていた。

「軋れ…!」

怒鳴る様に叫び、斬魂刀を抜こうとしたグリムジョーの右手を、何者かの腕が掴んだ。掴んでいる手の持ち主を見れば…

「「!!!」」
「…ウル…キオラ…!萌苗…!!」
「任務完了だ。戻るぞ」

ウルキオラの声と共に、空の空間が裂け、光が二人を包んだ。

「反膜…!!」

一護の言葉を無視し、二人は徐々に上に上がっていく。ウルキオラは弱っている一護を見て何かを察した。

「…霊圧の名残がある…。…どうやら新たな力を手に入れたらしいな…。だが、その程度か」

ウルキオラの冷徹ながらも威圧的な瞳は 一護をしばらくの間捕らえた後、視線を闇の中へ移した。

「終わりだ。最早、貴様らに術は無い。太陽は既に、俺達の掌に沈んだ」

ウルキオラの言葉を残し、空は元通りに塞がった。




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