あまりにも急な出来事で、脳が付いていけなかった。付いていけた所で、グリムジョーに会えるほど私の心に余裕は無いだろうし、少し時間が欲しくて藍染さんに次の会議を欠席する旨のお願いをしに行った。
「そうか……なら今回は出なくて良い。その代わり、ウルキオラの代わりに織姫の身の回りの世話をしておいてくれないか。
織姫の着替えを彼にさせるのは、ちょっと気が引けてしまうからね」
「…はい、了解しました。それでは失礼します」
小さくお辞儀をして、私は織姫の部屋へ向かうため、藍染さんから背を向け部屋を出て行った。
「……ええんですか?」
不意に、藍染の後ろから声がした。
声を掛けられた藍染はさほど驚く様子も無く、声の主へと身体を向ける。
「何がだい?」
「萌苗ちゃんの事。藍染はん、ちょっと萌苗ちゃんに甘いんちゃうかなぁ?思うて」
「…ああ、その事か。良いんだ。今はまだ少しばかりあの子の好きな様にさせておこう。何かあった時、こちらの分が悪くならない様にね」
「……そういう考えがあるんなら、えぇんですわ」
- 40 -
← →
ココロ
top
ALICE+