「殺してくれ」と言ったその顔は、「生かしてくれ」と言っている様だったんだ
−−−−−
「……萌苗、」
「え、一護 萌苗様の事知ってるんスか?」
「知ってるも何も、俺と萌苗は現世じゃ…ってネル、お前萌苗の事知ってるのか!?」
「はいっス!前に二・三度遊んでもらった事があるっスよ。萌苗様は十刃のヒトたつの中で一番優スくて暖かいヒトだとネルは思ってるっス!」
ニコニコと笑いながら、萌苗との関係をあっさりと言ってのけたネルに、至極驚く一護。その二人の横からニュッと勢い良くペッシェが登場し横槍を入れてくる。
「そして良い感じの大きさと形の胸をしていると私は思ったぞ!」
「テメェ殺すぞ」
「ヒイィッ!お助けぇ!!!」
一護の前で萌苗の身体の話を出すのは自滅行為に等しい。そして死刑に値する。
そんなことは露知らず、セクハラ紛いなペッシェの言葉に一護は切れ、斬月を構える。斬月を向けられたペッシェは即座に青ざめ助けを乞うた。
二人の事なんぞ気にせずネルは十刃の話を笑顔で続ける。
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