着替え終わり、しばらくボーっとした後、ベッドの方へ力無くダイブした。とてもフカフカしていて気持ち良い。

「はぁ…、疲れた……」

さっき聞いた話をまた思い出した。何であんな非現実的な事を素直に受け止めてしまったのか……。
まぁ、破面の一人が斬魂刀とやらを開放したのも一つの原因だけど、精神的にも身体的にも、私は相当疲れてたんだと思う。

「……」

白くて広い部屋に私一人。
広いのはとても素敵だけど、とても…悲しい。

此処には窓一つ無くて、あの日一護と見た、朝日も夕日も星空さえも見る事が出来ない。

多分、ずっと居たら私は何かの病気になってしまいそう。
というか、さっきまでの事もあって軽く鬱気味かも…。

フー と溜息をついて目を閉じた瞬間、扉がドンドンとけたたましい音をたてて鳴った。
さっきウルキオラさんが言ってたグリムジョーさんが来たのだろうか。

「はい」

急いでベッドから立上がり、扉を開ける。するとそこには、さっき別れたばかりのウルキオラさんの姿があった。

「あれ?ウルキオラさん」

グリムジョーさんは?と言う問いに、さっきと変わらない無表情で私の腕を引っ張った。

「ウルキオラ…さん?」
「予定が変更になった。今すぐ藍染様の元まで来い」
「え。ちょっ…!」

グイグイと引っ張って行かれるがまま、私はウルキオラさんに付いて行くしか無かった。

この時はまだ何一つ私は分かってはいなかった。

これから私に降りかかる事も、私が強制的に操られ、あの人を傷付けて 罪悪感にさいなまれる事も。

全て、全て、何一つ。




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ココロ

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