「…フム。…どうやら………間に合ったようじゃの」
「―――間に合った?一体、何を以てその言葉を口にしている?
そこにあるのが空座町ではない事は分かっている。だが、それは何の妨げにもなりはしないよ」
元柳齋の言葉に、藍染は感情のこもっていない声で返す。
レプリカだという事を知らされた萌苗は、驚くと同時に何処か冷静にその事実を受け止めた。そして同時に少し落胆もした。
「スターク、バラガン、ハリベル。来るんだ」
萌苗の気持ちを知るよしもない藍染は薄く笑みを浮かべると、待機させていた三人の名を呼んだ。すると青空だった空間が大きく歪み、裂けた空間から言いようのない雰囲気と共に、三人と従属官達が姿を現した。
「空座町が尸魂界に在るのなら、君達を殲滅し尸魂界で王鍵を創る。それだけのことだ。
それまで、虚夜宮は君に預けるよ」
「ウルキオラ」
「はい」
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