小さなシスター第四章 教えて
新西暦9800年
ある山奥にある教会
小さいながら温かみのある、可愛らしい教会です
その門を、一人の女性が叩きました
コンコン
「すみません、どなたか・・・どなたか、いらっしゃいませんか?」
ギギィ・・・と鈍い音を立てて古びた門が開きます
女性の視線の先には、いくつかの座席と真球の石像が置かれていました
「・・・あれ?」
こんにちわ
「・・・?」
女性は足元からする声に気づきました
目線を下げると、黒いローブを纏った小さな小さな獣人の女の子がいました
「あ・・・ご、ごめんなさい!気づかなかったわ」
いえいえ
ところで、何か御用ですか?
獣人の少女はフワフワの耳と尻尾をピクピク動かし、笑顔で答えました
「あの・・・こちらの教会で人生相談をしてもらえるって聞いているんだけど・・・きみ、ここの教祖さま知らない?」
教祖かどうかはわからないですが
わたしがここの教会長です
少女はまた、ニコッと笑顔で答えました
〜
〜
- 20 /47-
[*前] | [次#]
■にじくも小説投稿地■
ALICE+