小さなシスター
第四章 教えて




新西暦9800年


ある山奥にある教会
小さいながら温かみのある、可愛らしい教会です

その門を、一人の女性が叩きました

コンコン

「すみません、どなたか・・・どなたか、いらっしゃいませんか?」


ギギィ・・・と鈍い音を立てて古びた門が開きます


女性の視線の先には、いくつかの座席と真球の石像が置かれていました


「・・・あれ?」


こんにちわ


「・・・?」

女性は足元からする声に気づきました

目線を下げると、黒いローブを纏った小さな小さな獣人の女の子がいました

「あ・・・ご、ごめんなさい!気づかなかったわ」


いえいえ
ところで、何か御用ですか?


獣人の少女はフワフワの耳と尻尾をピクピク動かし、笑顔で答えました

「あの・・・こちらの教会で人生相談をしてもらえるって聞いているんだけど・・・きみ、ここの教祖さま知らない?」


教祖かどうかはわからないですが

わたしがここの教会長です



少女はまた、ニコッと笑顔で答えました









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