挿入歌についてあとがき
幽霊とか非科学的なものは信じない私ですが、「言霊」というものは案外実在するんじゃないか、と思っています
心理的な脳への影響がうんたらかんたら、と言ってしまえば終わりなんですが、最近はそうとも言い切れないような大きなパワーを「言葉」に感じるようになりました
特に「歌」から、精神的な影響を大きく受けた気がします
今作にもアクセントとして様々な挿入歌を一節使用させていただきました
この物語を書くにあたり参考にしたある歌があります
倉橋ヨエコさんの「楯」という曲です
私は倉橋ヨエコさんの歌が大好きです
彼女の曲はポジティブとネガティブが混じり合った、独特で、心をえぐる様な特徴的なものです
私が病んでいた頃、偶然彼女の曲を耳にしたのが始まりでした
その時聴いた曲は「夜な夜な夜な」という曲で、とても衝撃を受けたのを覚えています
この歌はまるで自分のようだ、と
夜は自己嫌悪で忙しい
夜は自己嫌悪で忙しいんだ
人心を分かってもらえたようでとても嬉しかったです
病んでる人って、共感してもらえると喜ぶみたいですね
それから彼女の曲をいくつか聞くようになりましたが、中でも一番好きな曲が「楯」です
後悔、反省、嘆き・・・色んな切なさから這い上がるような「私は楯になる」という力強い希望の言葉・・・最高ですわ
こんな素晴らしい曲に出会えた私はきっと、特別な存在なのだと思いました(ヴェル○ースオリジナル並感)
「楯」の歌詞には色々な捉え方がありますが、今作を作るにあたり、自分なりの解釈で意味を組み上げ、作品に投影しました
私の感じた「楯」 間違っているかもしれないけど、私なりの「楯」の形
この物語はある意味、私なりの「楯」の擬話化とも言えるかもしれません
・・・え?全然物語と歌が噛み合ってないって?
まぁ、いいじゃないですか
私はこう感じた 皆さんはそう感じた それでいいじゃないですか
これはあくまで私個人の感想、皆さんは好きなように捉えていいんです
この歌が実は重要な意味があるんじゃないかとか、ネタバレや伏線なんじゃないかとか、実は何にも考えてないんじゃないかとか、色々考えてみるのも面白いかもしれませんよ
もし機会があれば、「楯」や他の挿入歌と今作を聴き比べ(見比べ?)て見てください
物語の見方が少し、変わるかもしれませんね
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