織田作審神者

▼2019/09/28:2

何かしらの異能力なのだろうか、そう問えば自分は時の政府の式神だと云う。よく分からないがきっと陰陽師のようなものだろう。いつだったか覚えていないが、手持ち無沙汰で見ていた番組がそういった系統だった事を思い出す。まあ面白くて時間があれば見ていたものだ。そういうものは空想世界のものであると思っていたが、それを生業としているとは世界が広いと実感する。
「貴方様に審神者になって頂きたいのです!」
狐の話を要約すれば、「歴史修正主義者」という過去を攻撃し、歴史を改変しようとする敵を倒して欲しいというものであった。刀剣に宿る心を喚び起こし、刀剣男士を使役して戦って欲しいと。それが出来る者は「審神者」と云い、極めて稀な人間しか出来ないらしく、今回私が選ばれたようであった。
「断る」
「えっ」
「えっ」
どうやら拒否権というものは存在しないらしい。
拝啓、太宰へ
元気にしてますか。自殺は程々にして下さい。
死んだ筈の私は、今現在ピンピンしております。
劣悪な環境で育った刀剣男士という者のメンタルケアをやって欲しいと本丸という場所に来ました。
私はよく分からない世界に放り込まれたようです。

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