悲哀
悲しみなんて一瞬だ。
哀れみはもう少し先で。
この想いに届くまで、少し先まで歩いていくのよ。
悲惨は飛散して無情に霧散。
無残に悲しんで哀愁と愛称するの。
センチメンタルのセンチメートルは僅か0.01の決壊を許さない。じんわりとするこれは無惨なまでに残酷ね。
誰かを愛するのも哀するのも相反してしまった。混じり気のない白。白昼夢は鳴り止まない。
虚白に打ち勝つデパートメントはデパスに犯され空虚に啼いていく。私はいつから夢を見て、いつから自分に愛され、哀されたの。
悲しいの、これは金縛りのような現状。泣いていくのも何のため、夢のため?いつになれば生まれ変わるのと何度でも寝る。まだまだ蛹のような気持ちで、いつかここから飛び出すことも悲しい。
悲しみの次は楽しいって、誰が決めたの。そんな風に立ち直れるって誰が決めたの。
何が悲しいかもうわからない。哀しいか、結局意味は同じで、変わることは見た目だけじゃないの。
誰かが愛した髪を切る。
いつか、これで悲しみを愛せたら。
わたしはまだ、陶酔している。
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