「どうしてこうなった」

 私はチベスナ顔になりながら思わず言葉を漏らしていた。

 建物に足を踏み入れた私の目の前に鎮座しているのは、まごうことなき魑魅魍魎たちである。
 黒い身体にえぐい量の目玉がついた見上げるほどの巨大芋虫を中心に、大きな牙の見える口がついた蜂のようなものがぶんぶんと飛び回っている。しかもこの蜂、大きさが手のひらくらいある。うぞうぞと芋虫が動くその様子はちょっと、お世辞にも気分がいいとは言い難かった。芋虫はしきりに鼓膜をつんざくような笑い声をあげているし、蜂の羽音は死ぬほど五月蠅い。端的に言って、キモイ。

「どうして、こうなった……」

 改めてつぶやき、ため息交じりに頭を抱える。
 そもそも今日は繁忙期明けの久しぶりの休みだった。実に100年ぶりに現世観光なんてしちゃおっかなーウフフ、なんて考えてウキウキしながら現世渡航ビザ申請をしてやってきたはず。……それがどうだ。折角の現世に来たはいいものの道に迷って人気のない裏路地に入り込み、挙句の果てに地獄でも見たことないような未知の妖怪と遭遇しているときた。見たことないから多分浮遊霊とか色々混ざってるんだろうけど……。不運にもほどがある。

「まあ変な物音がすると思って好奇心で廃ビルに近づいた私もいけないんだけどさあ……これはないでしょ、これは」

 4階建てはありそうな廃ビル入ったら中全部吹き抜けになってて、建物と同じくらいの大きさの妖怪と出くわすとか予想しろって方が無理ゲーな話だと思うんですけどどうですか?

 私が軽率な過去の行動を反省している間に、その目玉芋虫(仮)はぐんと上体を反らすと、「ぎゃわわああああ!!!」とこれまた聞いたことのない奇声を発し始めた。衝撃で周囲の壁がびりびりと震える。顔らしき部分の下あたりから腹のあたりにかけてぱっくり縦に割けていて、そこをぐるりと囲むように鋭い歯が生えているようだ。
 え、お前口そこなの? と思う間もなく目玉芋虫(仮)は口から青紫色の無数の触手をこちらにむかって伸ばし始めた。

「あっぶな!」

 素早く飛び上がって避ける。伸ばしっぱなしになっていた青と黒の混ざった長髪を揺らしながら、そのまま壁を蹴って軽々2階の窓の淵に脚をかけた。元々頑丈な鬼という種族特性に加え、日々の労働で身体は十分鍛えられている。これくらいなら大丈夫だ。

 対する眼玉芋虫(仮)はその大量の目玉をぎょろりとこちらに向け、素早く触手を伸ばす。それと同時に周りを飛んでいた牙付き蜂(仮)もこちらに向かってきた。辛うじて残っていた2階や3階の床部分を足場にして跳躍し、追撃をかわす。だけどそう上手くはいかなかった。

「!」

 着地した場所が脆かったようで、そのまま足場と共に地面に叩きつけられる。身体が頑丈だからどうってことはないが、痛いことに変わりはない。ぐっと呻いて身体に力を入れ、よろよろと身体を起こす。明らかに動きが鈍った私を見て、目玉芋虫(仮)は好機とばかりに目を細めた。ずるるると触手がこちらに伸びてくる。

 このままではアイツの触手に捕まってしまう。何か手は無いのだろうか? 何か現状を打開するような、手は……。
 ――そこでふと、我に返った。

「……なんで私、休みの日にこんなことしてるんだろう」

 そうだ、こんなバトル漫画みたいなことをやってたせいで忘れていたが、今の私は休暇中。現世に来てまで訳の分からない妖怪と対峙する必要はないのだ。

「そうだよ……そもそも、こんなんタダ働きじゃん。給料出ないじゃん。休日出勤みたいなもんじゃん。折角の休みにさあ、久しぶりに現世観光に来たってのに……これじゃ地獄とやってること変わんねえじゃん……まあ地獄は亡者相手だからもっと一方的だけど……」

 漏れ出た心からの言葉に、徐々にふつふつと怒りが沸いてきた。そうだ。どうして私がこんな目に合わなければいけないんだ。現世に行くからって折角買った服もボロボロになって、もう着られないぞこれ、どうしてくれんだ。結構気に入ってたんだぞ、オイ。

 だんだん顔つきと雰囲気が変わるのを感じ取ったのか、目玉芋虫(仮)から伸びる触手が引っ込んだ。その目を大きく開いてこちらの様子を窺っている。だけど怒りに震える私にはそんなものちっとも見えてやしなかった。

「私の休みを台無しにしやがって……」

 低く唸るような声でつぶやいたかと思えば、ぎん!と鋭く睨みつける。さっきまでの威勢はどこへやら、目玉芋虫(仮)はびくぅ!と身体を震わせ、そのままブルブルと震え始めた。一歩、また一歩と私が近づくたびにずりずりと後ずさり、逃げ場がないとわかるとその無数の目玉から涙を流し始める。

 それを見た私の頭の奥で、ブチンと何かが切れる音がした。

「テメーが泣いてんじゃねえよ!!!!」

 その場から勢いよく飛び上がり、あっという間に目玉芋虫(仮)の上空へ到達する。
 そして重力加速と怒りに身を任せ、思い切り右拳をそいつに叩きつけた。

 ――ボゴォォン!!!!

 私の繰り出した怒りの一撃が目玉芋虫(仮)に炸裂する。その衝撃は真下の地面にまで伝わったらしく、クレーター状に地面にヒビが入っている。ぐぼぇええ、と目玉芋虫(仮)が粘液を吐き出しながらひしゃがれた声を上げるが、私の怒りは一向に収まらない。ゆらりと目玉芋虫(仮)の上に立つと、ぎろりと眼下の目玉芋虫(仮)を睨みつける。

「泣きたいのはこっちだってんだよ!!!」

 叫びながらもう一度拳を叩き込む。ずぐん! 目玉芋虫(仮)の身体が跳ねる。仕事の疲れとストレスと折角の休みを邪魔された怒りでパージした今の私は、言ってしまえば我を忘れた[[rb:狂戦士 > バーサーカー]]だった。力強く握りこんだ拳を怒りに任せて次々目玉芋虫(仮)に叩き込んでいく。

「折角の! 休みを! 妖怪! 退治に! 取られる! 私の! 気持ちを! 察しろ!! 馬鹿!!!」

 私の一撃はかなり重いらしく、一発ごとにぼぐん、ぼぐん、と目玉芋虫(仮)がボコボコにへこんでいく。その度に口から緑色の粘液をぐじゅぐじゅと吐き出していた。

「お気に入りの! 服も! 台無し!!! じゃんか!! 結構!! 高かったんだぞ!! これ!! めっちゃ!! 気に入ってた!! のに!!!」

 一方的にボカスカ殴り続ける。当の本人はといえばもうすっかり戦意喪失しているようで、目玉から涙を流すばかりでなんの反撃もしてこない。なんなら最初よりもだんだん潰れて小さくなってきている気さえした。

「楽しみにしてたんだぞ!! 久しぶりの現世観光!! ほんっとうに!! 久しぶりの!! 休み!! それを!! お前は!! お前は!!!」

 目玉芋虫(仮)に私の拳がめり込む生々しい音だけが建物内に響いている。周りに舞っていたはずの牙付き蜂(仮)は地面に落ちて死んだふりをしていた。よっぽど気迫と先ほどの衝撃にやられてしまったらしい。だが正直そんなものはどうでもよかった。この目玉芋虫(仮)に怒りをぶつけるだけで精いっぱいだったから。

「わかったら!!! もう二度と休日の私の目の前に現れん、な!!!!!!」

 ――ボッゴオオォォンン!!!!

 最後の一撃で完全に眼玉芋虫(仮)はぐったりとしてしまった。無数の目玉は瞳がぐるぐると回っていて、すっかり混乱状態みたいだ。

「……ちょっとすっきりした」

 少し落ち着いてきた私は額の汗をぐいと拭いながらふうと息を吐く。
 そのままひょいと地面に飛び降りた。辺りは目玉芋虫(仮)が吐き出した液体がくるぶしぐらいまで溜まっており、そこに死んだふりのつもりが本当に気を失ってしまった牙付き蜂(仮)がプカプカ浮いている。とんでもない地獄絵図だ。正直かなりえぐい。

「あーやっちゃったな」

 我に返った私は少々気まずい思いをしながら頬を掻いた。さすがにやりすぎたかと反省しながら辺りを見回していると、右手になにかぬるりとしたものが触れる。

 ばっと払いのけながらそちらを見ると、先ほど馬乗りになって怒りをぶつけていた目玉芋虫(仮)がその触手をそっと伸ばしているところだった。かなり殴りつけてしまったせいか最初よりも随分と……それこそ1/4くらいに縮んだ目玉芋虫(仮)はグズグズと涙を流しながらきゅーきゅーと鳴き声を漏らしている。その様子は可愛い、と捉えられなくもないような。さっきまでの地面が震えるような唸り声を発していたとはとても思えない。誰もが驚く劇的ビフォーアフターだった。

「何? まだ殴られたいの?」
「! きゅー、きゅきゅ!」

 一瞬青ざめたそいつはぶんぶんと首(らしき場所)を横に振ると、うるうると涙を流しながらこちらに近寄り、すりすりと身体を摺り寄せてくる。それはまるで子犬が飼い主に甘えるようにも見えて、まさかと思った私はおそるおそる尋ねた。

「……お前まさか、私が気に入ったの?」
「きゅぅう!」

 まるで某目玉しかない父親のように、目玉芋虫(仮)の瞳が一斉ににっこりと微笑んだ。ま、まじかこいつ……今の今まであんだけボコスカ殴られてたのに……。どういう思考回路なの……?

「変わったシュミしてるね、お前……」
「きゅ、きゅ、きゅ〜」
「うーん、どうするかなこれ」

 猫なで声を発しながらこちらに触手を伸ばしてぐるぐる巻きにすると、高い高いしたりぎゅっぎゅと抱きしめたりしてきた。その仕草に一切の敵意は感じられない。完全にじゃれているみたいだ。これ私が鬼だからよかったものの、普通の人間にやってたらワンチャン内臓が無事じゃないからね? 対応に困った私は目玉芋虫(仮)を見下す。最初より随分小さくなったとはいえまだそこそこデカいな。

「……ん?」

 そこでふとある既視感に襲われた。このフォルム、色味、目玉の感じ、サイズ感、これちょっとだけ……。

「ナウ〇カに出てくるオ〇ムに似てる……」

 そうだ、数年前に『私ジブ〇見たことないんですよね〜』って言った時に鬼灯様に無理矢理押し付けらr……貸してもらったアニメDVDに出てくるキャラクターにちょっとだけ似てるんだ。本家は芋虫というよりダンゴムシだし、口は縦に割けてないし、こっちのほうが数倍キモいけど。

「もしかしたら鬼灯様喜ぶかもしれないなこれ」

 鬼灯様とは獄卒である私の上司である。閻魔大王の第一補佐官を長年務めており、めちゃめちゃ頭が切れて仕事が出来る地獄内トップと言っても過言ではない鬼神だ。
 それだけ聞くと近寄りがたそうに感じるが、実際は趣味の金魚草栽培に命を燃やすあまりに中庭を金魚草まみれにしたり、滅びの呪文を唱えながら取引先の薬剤師の手を粉砕するジ〇リマニアだったり、副業(金魚草コンテスト審査員)をしたり、動物好きでオセアニアの動物に詳しかったり、クリスタルなひとしくん人形を2個持っていたりする変人(鬼)である。……おかしいな、ますます近寄りがたそうになってしまった。

 とにかく、あの偏狭なジ〇リマニア鬼神のことだ、こんなオー〇そっくりのヘンテコ妖怪(妖怪?)連れて行ったら意外と喜ぶかもしれない。あの眠い時のアカミミガメみたいな目が輝いたりして……。というかこのまま獄卒として雇いそう。不喜処は年中動物獄卒募集中だったし……うん、それいい考えかも。

「そうと決まったら早速電話を……」

 私だけではこの大きなオ〇ムもどきくん(改名)は連れて帰れないので、上司に報告兼迎えの電話をしようとしたところでガチャ、と背後の扉が開く音がした。

「「「あ」」」
「え?」

 そちらを振り返るとちょうど廃ビルに入ってきた3人の子どもと目が合った。高校生くらいだろうか? 薄い茶髪の男の子と黒髪つり目の男の子、それから茶髪ショートの女の子だ。お揃いの黒い制服を着ているから同級生なんだろうな、多分。
 3人は建物内の状況にさっと顔を青ざめさせる、途端に顔を険しくする。

「いきなりかよ……!」
「しかも人が襲われてるし!」
「うわ、でっけー! なにあの芋虫! 〇ームみてえ!」

 黒髪つり目の子と茶髪ショートの子を他所に、呑気な声を上げる薄い茶髪の男の子。どうやらこの子たちはこの妖怪が見えているらしい。しかも3人は私が捕まっているように見えているようだ。何か武器のようなものを取り出して今にもこちらに飛び掛からんとしている。オカルト好きの子どもたちなのかな? でも流石にそれは見過ごせない。

「ちょーっと待って君たち!」
「!」

 私がたまらず大声を出すと、3人はぴたりと動きを止めた。そして私は素早くオ〇ムもどきくんの触手をなだめるように撫でる。すると私の言わんとしたことを察したオ〇ムもどきくんはするりと拘束を解き、そっと地面に下ろしてくれた。話がわかる子でよかった。よしよしと撫でるときゅうきゅうと嬉しそうに鳴き声を上げる。
 その一部始終を見ていた3人はぽかんとした表情を浮かべていた。

「なあ伏黒、俺にはあの呪いがお姉さんに懐いてるように見えるんだけど……」
「安心しろ虎杖。俺にも見えてる」
「一体何者なの? あの人」

 訝し気な視線が向けられる。……咄嗟の判断だったけど、どうしようかなこれ。帽子は被ってるから鬼だということは隠せるにしても、状況的に考えてもただの一般人とは言い張れないだろう。迷った末に私は苦し紛れに笑みを浮かべて質問を投げかけることにした。

「えっと、君たちは?」
「……呪術高専1年の伏黒です。こっちが同じ1年の釘崎と虎杖。俺たちはそこにいるのを祓うためにここに来るように言われて来たんですが……襲われて、るわけではないんですよね?」

 黒髪つり目くん改め、伏黒くんが自己紹介と質問をしてきた。じゅじゅ……なんて? 聞いたたけじゃ学校名が上手く漢字変換できなかった。現世の学校名は変わっているなあ。なるほど、これがキラキラネームってやつ? 知らんけど。
 この子についてどう説明したもんかなと一瞬悩んだ末、一部ぼかしながら危険が無い事を伝えることにした。

「とりあえずこの子は問題ないよ。この子は私がなんとか(地獄に連れ帰って獄卒に)するから」
「それがそうもいかないのよ。それを祓うっていうのが先生からの課題なんだから」

 今度は釘崎ちゃんが腕を組みながら説明してくれた。先生? 課題? てっきり自主結成したオカルトクラブ的なやつかと思ってたんだけど……もしかして学校に認められた正式なやつ? すごいな。活動が盛んなクラブなのかもしれない。現世の学生は忙しいねえ。

「そっか、結構本格的なんだね(現世のクラブ活動って)。でも流石にこういう(祓い屋まがいな)のは危険だと思うけどなぁ」
「危険なのはそっちの方よ。お姉さん(呪いに懐かれてるとはいえ)そのままじゃ危ないわ」
「えー? 少なくとも(人間の)君たちよりは危険度は少ないと思うけど……」

 私の言葉に3人は不思議そうに眉を寄せる。そして私を他所にひそひそと小声で会話し始めた。「このお姉さん、呪術師?」「かもしれないわね」「見たところ呪力はありそうだが……」その会話の中に出てくる聞きなれない単語に小さな違和感を覚えながらも、私はこれ以上会話する必要もないだろうと早々に話を切り上げる。会話が長くなればなるほどこちらのボロが出る確率が上がりそうだし。

「とにかく! この子は大丈夫だから。その先生?って人にもそう言っておいてよ」
「はあ……」
「お姉さん、ほんとに大丈夫?」
「大丈夫大丈夫」

 心配そうな顔をする虎杖くんに私は適当に返事をし、ほれほれと3人を追い出すと私は早速電話をかけた。でも何度かけても出ない。ありゃ、立て込んでる最中だったかな。あの人ああ見えてちゃんと忙しいからな。そう納得しつつ携帯をしまう。さて。

「どうやって連れて帰ろうか……」
「きゅ!」
「ん? どうしたの……」

 くんくんと触手に袖を引かれる。そして後ろを振り返るとオ〇ムもどきくんがすうっと半透明になった。これは……霊体化! なるほど、こうすれば一般人に気付かれないし現世の物質も通り抜けることができるから上司を呼ばずに移動が可能になる。

「やるじゃんお前〜」

 うりうりと撫でてやればきゅうと嬉しそうに鳴いた。そんなオ〇ムもどきくんを連れて、廃ビルの反対の出入り口から外へ出る。初めに入った出入り口にはまだ3人の気配がしたからなんとなくやめておいた。色々聞かれても面倒だしね。

 それにしても、霊体化が自分で出来るってことは、やはりこの子は浮遊霊がベースになったものなのかもしれないな、なんてぼんやり思う。いやまあ、人間の原型留めてないけどね?? 可能性の話。こうなった以上正当な死後裁判にかけるのは難しいかもしれないけど、身元くらいは一応後で調べておいたほうがいいかな。
 ふと空を見るとすっかり日が傾いていて、もうすぐ夜がやってくることを伝えていた。

「あーあ、結局休み潰れちゃった」

 また今度改めて現世観光に来ようと決意を固める私だった。


***


【後日談 in 地獄】

「と、いうわけで連れてきちゃいました。オ〇ムもどきくんです」
「素晴らしい……! まさか本物のオ〇ムを見る日が来ようとは……!」
「(本物じゃないんだけど……というか予想以上にテンション上がってんな) この子私に懐いてるんで折角なら獄卒にしたいんですけど、いいですか」
「いいに決まってるでしょう! 早速手配します」
「わーい。やったねオ〇ムもどきくん」
「きゅー!(ニコニコ)」



 一時的にバーサーカーと化してしまった鬼獄卒
 →こう見えても勤続500年目の中堅獄卒。体力には自信があります。最近色々あってお疲れ気味だったので久しぶりに現世観光にきたらこんなことになってしまった。解せぬ。今回は色々あってパージしちゃったけど普段はしっかり者なんだよ、ホントだよ。結局最後まで呪術世界にトリップしたということに気付かなかった。最近忙しくてろくに現世情報を集めてないのが全ての敗因とも言える。


 目玉芋虫改め、オ〇ムもどきくん
 →実は浮遊霊をベースに呪霊とミックスしたなかなかレア種だったりする。「きゅ〜!(特別意訳:一生ついていきやす姉さん!!! いや、姉御と呼ばせてください!!!)」


 すっかり忘れられた牙付き蜂(仮)
 →…………。


 オ〇ムもどきくんが手に入ってテンションが上がっているジブリマニア鬼上司
 →部下が行ってきた世界が現世で週刊連載中の漫画によく似てることに気づきつつも何も言わない。トリップしてしまった原因も謎だしまあ、しばらく様子見ということで。


 終始困惑してた1年ズ
 →女の人が呪霊に襲われてる!?と思ったらめちゃめちゃなついててどういうこと??ってなってる。しかもしばらくしたらいつの間にか消えたし。後で様子を見にやってきた担任に「推定2級呪霊と戯れる青黒髪のイケイケねーちゃん? えー誰だろ。そんな呪術師僕聞いたこと無いけど」「そんなに目立つ見た目なら絶対覚えてると思うんだけどなぁ」と言われてまた困惑することになる。

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