影使いの呪術師
翌日。
奈良の森。
立っているのは
奈良シカマル。
目の前にいるのは
うちはオビト。
オビトが言う。
「もう一度出る」
シカマルが言う。
「呪霊か」
オビトが頷く。
「来た」
木の影。
黒い塊。
呪霊。
シカマルが印を結ぶ。
「影真似の術」
影が伸びる。
呪霊を捕まえる。
動きが止まる。
だが。
呪霊が暴れる。
影が揺れる。
シカマルが言う。
「まだ弱いな」
オビトが言う。
「呪力を流せ」
シカマルが聞く。
「どうやって」
オビトが言う。
「影を体の一部だと思え」
シカマルは目を閉じる。
呼吸。
集中。
影。
自分の影。
自分の中の
黒。
その瞬間。
影が
濃くなった。
呪霊が震える。
「ギィィィ!」
シカマルが目を開ける。
「影縫い」
影が槍になる。
呪霊を貫く。
呪霊が叫ぶ。
「アアアア!」
そして
消えた。
沈黙。
オビトが言う。
「できたな」
シカマルは空を見た。
「……」
「めんどくさい能力だ」
オビトが笑う。
「呪術師だな」
シカマルが呟く。
「忍なのに」
オビトが答えた。
「両方やればいい」
シカマルは影を見る。
そして言った。
「悪くない」
影が
静かに
動いた。
奈良の森。
立っているのは
奈良シカマル。
目の前にいるのは
うちはオビト。
オビトが言う。
「もう一度出る」
シカマルが言う。
「呪霊か」
オビトが頷く。
「来た」
木の影。
黒い塊。
呪霊。
シカマルが印を結ぶ。
「影真似の術」
影が伸びる。
呪霊を捕まえる。
動きが止まる。
だが。
呪霊が暴れる。
影が揺れる。
シカマルが言う。
「まだ弱いな」
オビトが言う。
「呪力を流せ」
シカマルが聞く。
「どうやって」
オビトが言う。
「影を体の一部だと思え」
シカマルは目を閉じる。
呼吸。
集中。
影。
自分の影。
自分の中の
黒。
その瞬間。
影が
濃くなった。
呪霊が震える。
「ギィィィ!」
シカマルが目を開ける。
「影縫い」
影が槍になる。
呪霊を貫く。
呪霊が叫ぶ。
「アアアア!」
そして
消えた。
沈黙。
オビトが言う。
「できたな」
シカマルは空を見た。
「……」
「めんどくさい能力だ」
オビトが笑う。
「呪術師だな」
シカマルが呟く。
「忍なのに」
オビトが答えた。
「両方やればいい」
シカマルは影を見る。
そして言った。
「悪くない」
影が
静かに
動いた。
【〆栞】