九喇嘛の条件

夜。

木ノ葉。

屋根の上。

座っているのは
うずまきナルト。

その隣に
うちはオビト。

ナルトが聞く。

「シカマルすごかったってばよ」

オビトが言う。

「適性がある」

ナルトが言う。

「俺は?」

少し沈黙。

オビトは言う。

「ある」

ナルトが目を輝かせる。

「ほんとか!」

オビトが続けた。

「ただし条件付き」

ナルトが聞く。

「条件?」

その時。

オビトの中で声。

「フン」

低い声。

九喇嘛。

ナルトが固まる。

「え」

オビトが普通に言う。

「おい九喇嘛」

ナルトが叫ぶ。

「ええええ!?」

「なんで普通に会話してんだってばよ!?」

九喇嘛が笑う。

「貴様の友人は面白いな」

ナルトが混乱する。

「どういうこと!?」

オビトは説明した。

「精神世界で会った」

ナルトが叫ぶ。

「いつ!?」

九喇嘛が言う。

「条件を教えてやる」

ナルトが黙る。

九喇嘛の声が低くなる。

「呪霊と戦うには」

「呪いと同質のエネルギーが必要だ」

ナルトが聞く。

「それって?」

オビトが言う。

「九喇嘛のチャクラ」

ナルトが言う。

「それなら余裕だってばよ!」

九喇嘛が笑う。

「甘い」

空気が変わる。

「条件は三つ」

ナルトが真剣になる。

九喇嘛が言った。

「仙人モード」

ナルトが頷く。

「できる」

「だが」

九喇嘛の声。

「攻撃はすべて」

「我のチャクラ」

ナルトが固まる。

オビトが補足する。

「つまり」

「仙人モードは維持」

「だが攻撃は全部九喇嘛」

ナルトが言う。

「それって」

九喇嘛が言う。

「超難関だ」

ナルトが沈黙する。

九喇嘛が続けた。

「もしそれを乗り越えたなら」

少し間。

「歴代火影など」

「足元にも及ばん」

ナルトの目が燃える。

「やってやるってばよ」

オビトが小さく笑った。



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