心境の変化
[6/9]
声は聞こえる。でも触れない。
— ののの糸糸*140字小説 (@no3_Ito140) November 25, 2021
『おかえりー』
いつもの声に思わず手を伸ばしたが、彼女の体を通り抜けてしまった。六畳半一間のボロアパートのどうやらお気に入りらしい万年床に今日も彼女は居る。
「.......寝るか」
以前は全く気にならなかったのに、彼女の上に寝転がるのに躊躇する自分がいた。 pic.twitter.com/qC9G7EU2Ev
前へ|次へ
6/9ページ
戻る|TOP
盗用・転載禁止
Copyright © 2022 ののの糸糸 Inc. All Rights Reserved.