からくりはお友達

新選組に会う
「旦那ァ、女連れですかィ?しかも見た事ねェべっぴんと来たァ、何があったんですかィ」
「バァカ、お前が期待してるようなもんはなんにもねェよ」
「へぇ〜お嬢さん、随分と変わった見た目してますね。まるであのチャイナ娘そっくりだ」
「じろじろ見てんじゃねェ」
「ん?俺ァ別にじろじろ見てなんかありやせんぜ。旦那ァ、まさかあんた…「おい総悟、何やってんだ…っててめぇ!」
「おっ、ニコチン侍」
「だぁれがニコチン侍だ!せめてマヨネーズにしろ!」
「たいして変わんねェだろうが」
「銀時、この人たち誰?」
「あ?女ァ?お前みてェな奴についてく女とは物好きもいたもんだ」
「……」(土方たちを睨む)
「なんだ」
「……侮辱しないで。許さない」
「っ」(なんなんだこいつ)
「土方さん、こいつァ手ェ引いた方がいいですぜィ。こいつたぶんあのチャイナと同じ夜兎でさァ」
「夜兎だと!?」
「おいおい、落ち着け」
「名前は…」
「は?」
「あんたの名前」
「…真選組副長、土方十四郎だ」
「土方……分かった。土方十四郎、忘れない」
(また睨む)
「あぁ〜、ほらほら睨んじゃだめだから。行くぞ」
「でもあいつ銀時のことバカにした」
「あいつはそういうやつだから、ただ構って欲しいだけだから。じゃなきゃ友達作れない寂しいやつだから」
「そうなの?」
「誰が寂しい奴だ!友達くらいいるわ!!」
「どうせニコチンとマヨネーズだろ〜」
「ちっがうわ!」
「行くぞ〜」
「待てコルァクソ侍!」
「えっ?」
(睨む花蓮)


性別逆転(花蓮も男バージョン)
「ぎ、銀時…?」
「銀時じゃなくて銀子だ」
「…なんか、変」
「お前ってシンプルだけどグサッとくること言うよな」
「っていう花蓮さんも男になってますよね」
「……本当だ、なんかふたつついてる」(パンツの中身を見る)
「やめてェェェ!お前そういうキャラじゃないからやめてェェェ!」
「?だってついてるんだもん。銀時にもこういうのがついてるの?」
「アァァァァ!!俺の花蓮が黒く染まっていくぅぅぅぅ!!」

土方と銀さんがにらみ合ってる。すると前に出てくる花蓮。
「マヨネーズ塗れの手で触らないで」
「触ってねェわ!」
「銀時、あっ、銀子の前でニコチンを吐かないで」
「だぁかぁら!さっきから失礼過ぎだろうがこんクソアマァ!」
(壁をぶん殴る)
「おい、どこの誰の女がアバズレだってェ?」
「い、今は女じゃねェだろ…!」
「土方十四郎、あっ、]子」
「言い直さなくていいわ!」
「もうどっちでもいい」
「どっちでもいいのぉ!?」
「銀子に妙なマネしたら私が潰す。跡形もなく」
「お、おい、お前の彼女どうなってんだ。どういう躾したらこうなるんだ」
「躾なんてしてねェよ、こいつは俺にべた惚れなだけなんだよ」
(むっかつく〜〜)
「潰す」
「なんでェェ!?俺なんもしてないよね!?」
「顔がむかつくから潰す」
「理不尽すぎるだろォォォ!」
「やめとけ花蓮。こいつァ、普段食ってたマヨネーズが招いた悲劇だ」
「マヨネーズが……かわいそう」
「その目をやめろ!哀れんだ目をやめろォ!おいてめぇ!なんとか言えェ!」
「ったく出来過ぎた彼女を持つと男の俺の出る幕がねェな」
「いやお前今女!」


性別逆転(花蓮は女のままバージョン)
「い、一緒に風呂入れる!?」
「うん、だって同じ女だから」
「花蓮さんダメェェェ!こいつ絶対スケベなことしか考えてないから!!」
「し、失礼だな新八!お、おお俺はスケベなことなんて考えてねェぞ!」
「じゃあその鼻血なんだよ」
「こ、これは暑いんだ!女の体って以外に体温高ェのな!」
「?男は体温が低いの?」
「あ、あぁ!男は普段は寒ィんだ!」
「大変…気付かなくてごめんなさい。銀時が元に戻ったらあったかい毛布いっぱいかけて一緒に寝てあげるね」
「お、おぉ、よろしく頼むぜ!」
(よっしゃぁ〜〜〜!なんかわかんねぇけどありがとう!!)

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