どうか私を連れ出して

・さっちゃんに会う。
「ちょ、ちょっとあんた!!!」
「…だれ?」
「何銀さんについて回ってんのよ!このストーカー!」
「ストーカーはお前だろ」(頭叩く)
「きゃっ、銀さ〜ん!今日も相変わらず激しいんだから!」
「銀時さん、この人…」
「そうよ銀さん!誰なのこの女は!ひどいわっ…私というものがありながら浮気だなんて…!」
「はいはい、俺はお前の彼氏じゃありませ〜ん。ほら、時間ねェからいくぞ〜」
「何?いつもの放置プレイ!?いいわ、私銀さんのためならいくらでも…って、違う!そこの女待ちなさい!」
「ん?何?」
「あんた誰なのって聞いてるの!」
「……花蓮」
「そう」
「うん」
「………はっ!?名前だけ!?」
「だって、誰って言うから…」
「ほかにもあるでしょ!年齢とか職業とか!」
「あぁ…21歳。職業は花魁」
「花魁!!?ぎ、ぎぎぎ銀さん!だめよ!こんなアバズレなんかに騙されちゃだめ!思い出して!本当に心からあなたを愛している人は誰だったかって」
「いいか、こういう人は変態ストーカーって言うんだ。近づいちゃだめだからな」
「変な人なの?」
「そう、変な人にはついてっちゃいけません!」
「わかった」
「というわけだ。じゃあな、変態ストーカー」
「あっ、銀さぁん!」
「あの……」
「何よ!」
「名前……」
「えっ」
「あなたの名前は?」
「さ、猿飛あやめよ」
「猿飛さん」
「さっちゃんって呼びなさい!」
「さっちゃん……うん、わかった。じゃあね、さっちゃん」
「え…」
何気いい人?とか思う。

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