お日様は私に冷たい

街を歩くとき

「白百合が外を歩くときは傘だけじゃ足りん。他にも対策が必要じゃ」
「対策っつってもどーすんだよ」
「うーん…長袖を着るとかどうですか?」
「顔はどうするネ」
「タートルネックを着て」
「あっ、ちょうどいいのがアルネ!」
(持ってくる)
「ちょっとォォォ!それ目出し帽だから!犯罪者みたいになっちゃうから!!」
「いい案だと思ったのに…」
「うーん……」
「白百合は肌が弱い故に日焼け止めの塗ることが出来ない」
結局、傘をさすってことになる。しかも普通のよりも分厚い特殊なやつ。(源外が作った)
なんかわかんないけど銃みたいなのも装着されてる。
「ここを押すと弾が出る」
「……(押してみる)」
ボォンッ
大砲みたいなのが出る。それが新八とか銀さんにあたる
「源外さんんんんんんッ!!!あんたなんつーもんつけてんですか!!!」
「いや〜ついついやりすぎちまって」
「ついついのレベルじゃねェよこれェェ!余裕でトラックとか消し飛ばせちゃうから!」
ボォン、キキィ―、ドォォォォン
「………花蓮さんんんんん!!!??アァァァァ!!ホントにトラック一台ふっとばしちゃったよ!どうすんですかこれ!!ってか、今の聞いたあとによく撃てたな!」
「大丈夫だ、新八。こうすればバレない」(トラックの灰と運転手を片付ける)
「オィィィィ!!殺人犯になっちゃうぅぅぅぅ!!」
(また撃とうとする花蓮)
「あぁ!花蓮さん!もう撃っちゃだめ!!ふっとばして証拠隠滅しようとするなァァ!!」
「でも、このままじゃ捕まっちゃう」
「いやいや、証拠隠滅した方が罪重なっちゃいますから!」
「……銀時、どうしよう…」
「まァ、あれだ。見なかったことにしよう」
「無理があるでしょ!!これどっからどう見たって僕たちの犯行だってわかっちゃいますよね!??」
「違うネ。元々このトラックには時限爆弾が設置されていてそれが爆発しただけネ」
「いや、それもかなり無理があるんじゃないかな…」

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