急変した日

辺り一面真っ白な世界


自分が立っているのか、浮いているのかわからない


不思議な感覚だ…


そんな時どこからか声が聞こえた





「……――――君はどこにいるの?」




どこって?わからない




「……―――時はもうじき来る」




時?何の?




「……―――その時、君は………」




私になにを伝えたいの?貴方は―――――――






















「お〜〜〜い、莉瑠〜〜?」

「んっ!?」



いきなり違う声がして、驚いて思わず体をビクッとさせて目を見開いた


目の前に広がるのは、ほとんど人がいない教室と窓から覗く空は暗く、教室内は電気を付けている……

しまった。私はこの前風邪で休んだから、その分の授業に遅れないために頑張って講義の話を聞いていたつもりなのに、いつの間にか寝てしまっていたみたいだ



「あ、美央………」



そして横に目をやると、私を起こして目覚めるのを待っていた友達の美央がいるのを確認して、名前を呼ぶ



「いつまで寝てんだよぉ〜」

「ごめん…」



美央は別の科に所属しているんだけど、私と一緒に帰ろうと教室まで迎えに来てくれたらしく、なかなか目覚めないのを心配していたようだ



「まだ治ってないの?」

「昨日よりは大丈夫だよ」

「病み上がりは無理すんなよ?今日の莉瑠、ちょっと顔が……」

「顔色が悪い?」

「まるでダルメシアンみたいなダルい顔してた」

「なんだそりゃ!」



ふざけてそんな事言ってきた美央に失礼だぞー!と軽く言い返し、笑い合う私達

でも心配してくれたり、こうして迎えに来てくれたりと、彼女に気を遣わせちゃったみたいで申し訳ないな

そう思いつつ感謝して、急いで帰る準備した

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