記録
パロミノの心臓
2019/11/29
いつか夢に見たように儚く‖
ぼやけた視界で、かろうじて影が上下するのが判った。笑おうとしたが、微かに吐息がもれただけだった。きっと、彼女は僕のことを忘れるだろう。もうずっと、そうだった。でも、それでいい。その分、僕が全てを覚えているから。薄れゆく意識の中で、最後にそう思った。
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