シャムロックの手錠

2020/04/27
一秒ごとに求める‖冥土の海も青いのでしょうか。あとを引くのはあなたの声です。闇に浮かぶは淡い人魂。白い炎の輪郭、崩れて、うたが聞こえる。賽の河原にひらめく子どもらの指、顔は見えずに手ばかり浮いて。まるで哀しい花吹雪。あなたの未練が鎖になって、私の首を締め付けます。ああ、苦しくって私、鬼になりそう。


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