記録
黄泉竈食ひもカニバリズムもできるまなざし
2021/03/24
重厚な絨毯が足音を吸収する。かそけき灯に照らされて、回廊に立ち並ぶ石像達が不気味な陰影に浮かび上がった。‖
天井まである大きな窓から足元へと透徹した月光が伸びていた。季秋漂う中庭も、今は冬の黒々しい河のような晦闇に沈黙している。
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