いつかイスラ・ヌブラル島で出会おう

2021/03/30
あの朝、遠くから見つめた孔雀色が僕を真っ直ぐ捕らえて離さない。ちらちらと細かい光が踊る。瞳孔の周りは深い蒼翠に縁取られ、瞳の外側に向かって放射状に淡く染まる翡翠色。‖鋭い蹴りが脇腹に入り、受け身を取り損ねた俺はあえなく地面に沈む。独特の匂いの染み付いた白いタイルに、鼻から垂れた血が点々と散った。


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