記録
シャムロックの手錠
2021/03/29
噴水のへりに腰掛け、子供のように足をぶらぶらと揺らしている。彼の細い栗色の髪が月明かりに透けて金色に光っていた。‖
橙から黄、黄から白へと、その身を尖らせて沖天へと昇る月が石畳を這うステンドグラスの色合いをゆっくりと変えながら、深々と夜を積もらせていった。
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