記録 シャムロックの手錠2021/05/22稜線を描いて光れ‖歩いている。息が白い。空が高い。月はない。白い星の糸が無数に垂れて、幕を織り成す。その中に隠れてキスをしたよね。手を取り合って。もう忘れた? 忘れたいと思った? 今どこにいますか。元気でいますか。苦労はありませんか。あんたは昔から無鉄砲な人だけど、いい加減、無茶は止してください。風邪を引きやすいんだから。ここは寒い。体が冷たい。どうしてか俺は左にしか曲がれない。それでこれが悪夢だと気が付いたんだ。お願いだよ。世界中の稜線を描いて光れ、冬のシリウス。 ; prev or next☂top page |
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