ノーチラス号のかたちを真似た瑕瑾

2020/01/22
では輪廻の外にて再会を‖君が生きていない世界を捨ててどれほど経ったのか。私は凝りもせず、またこうして生きている。君を探すのも幾度目かわからない。これだけ経ったら、もう君は私を覚えてはいないかもしれない。それでいい、いいんだ。君が覚えていなくっても、私がちゃんと覚えているから。本音を言えば、少し悲しくて寂しいけれど。
でも、また、君が見つけてくれるって言ったから。こうして、何度も、何度も、私は探し続けている。君が私を見つけてくれるまで、ずっと。だから朝が好きになった。また君を探せるから、また君に見つけてもらえるかもしれないから。地の底や、空の上では、なんだか寂しいだろう。
だからここで君を探して、そして、待っている。



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