4分33秒のテディベア

2020/09/04
なんてうそつき‖くだらないことばかりのくだらない女ばかりのくだらない男ばかりのすばらしき世界


2020/09/03
きみのための人類‖テレビジョンが教えてくれないことはたくさんだけど、真実を見抜けない君にはそれぐらいがお似合いだよ。


2020/09/02
正夢に傾倒したとある国の王の話‖いつかわたしは死ぬ。彼女も死ぬ。彼も彼の友達も死ぬ。先生も学友もポチも死ぬ。ああこの素晴らしき世界。


2020/09/01
さよなら生命‖4月15日、もう戻れない日のことを思い出して若い子みたいに君が泣くのを、ぼくは見ないふりをして煙草に火をつけた


2020/08/31
ペパーミントサワークリーム‖オンリーワンでいるために、君は無駄な努力を積み重ねているなんて、ね。


2020/08/30
欠席します‖朝起きると目が腫れていた。もしかすると知らないうちに泣いていたのかもしれないと思った。朝焼けは燃えていた。


2020/08/29
コンプレックスが痛いので‖なにもすることのない日に限って早く起きてしまって、チョコレートソースをかけたトーストなんかを食らって、おもしろくもないテレビを観ながら、なぜわたしは雲ひとつない日曜日にこんなにも憂鬱なんだろうと思った。


2020/08/28
散々な午後、きみを悲しませまいと雨は振るのだ。‖「生でも死でもないものってあるのかしら。」と、きみ。「それを論じるにはまず、生と死の境界を定めねばならない。」と、ぼく。至って痛々しい会議が行われるは半蔵門線の第7両目。


2020/08/27
眠れない街に降るのはアンハッピーではないよ‖これでも生きているのです。今日も明日も変わらずに生きていきたいと思っているのです。誰も知らない都市のどこかで、今日も私たちは生きているのです。


2020/08/26
きのうまでサウナみたいだったこの部屋も、季節のおかげですっかりつめたくなった。‖変な女を知ってる。彼女はアイラインを引くのが下手糞で、口からは常時哲学がこぼれ落ち、ズルズルとした長いスカートを好んで着ていた。


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