俺の

仕事を終え自宅への道を進む。
いつものルートを車で通っているのに早く着かないかとはやる気持ちが出てくる。
マネージャーが明日のスケジュールを喋っているが申し訳ないが今の俺には半分も入ってこない。
マンションの下につきすぐさま降り挨拶もそこそこにエレベーターに乗るがなんだかいつもより遅い気がしてしまう、階についた瞬間部屋に走り出す。
鍵は使わずあえてインターフォンを鳴らす、するとガチャっと音を立て扉が開く。


「おかえりなさい!」

そこには俺がプレゼントした暖色系のエプロンに身をつつんだななしが溢れんばかりの笑顔で出迎えてくれる。


「ただいま!」ギュッ

「うおっ!臣さん!」


衝動のままななしを抱きしめ部屋へと入る。
ふにふにとするななしの体を堪能していると、ごそごそと腕の中で対抗してくるのにまた愛らしさを感じる


「はっ放してくださいよー臣さんっ!」ぐいぐい

「いいじゃん、久しぶりに会うんだし」ぎゅー

「うううん……たった三日ぶりですけどね」

「三日も会ってないんだよ!」


三日も会えなかったんだこれぐらい許してもらいたい!
そう俺の腕の中に閉じ込められてるのは付き合って長くなる彼女だったりする

ななしとは、俺がVBA2を受ける前からの付き合っている。
オーディションを受けるときに背中を押してくれたのも彼女で、仕事で辛いときや大変な時メンバー以外でずっとそばで支えてくれたのはななしだ。


三代目 J Soul Brothersと活動して数年たち色々あったが今も仲良く恋人関係はつづいている。
ただ問題があるとしたら、ななしの事をHIROさんはもちろんメンバーにも言えてないのだ。彼女の影があるのは気づいてるとは思うけど……。
まあそうですね、大問題なんですよ。っていうのも私的には大好きな彼女なんだけど、世間的に言うならば少しふっくらしているんだよ。
いわゆるぽっちゃりだ。
それを気にしてか今まで機会があっても、


「臣さんみたいなかっこいい人が私とお付き合いしてくれてるのも奇跡なのに、私のせいで臣さんが悪く言われたら死ぬ!!!!」

「ははっなにそれ。そんなことないって!」

「ほんとだもん!!奇跡なんだよ!ほんと申し訳なくて死んじゃうから!!」



と言われ拒否されるとなかなか踏み出せなかったり。まあわざわざ可愛いななしをメンバーに紹介してやる義理はないという気持ちもあったりして……
ホント、どこもかしこもふにふにしてる体には癒されるし抱きしめた時の感触とか最高!
愛嬌もあって料理も美味いし悪いと所なんてないのにな……


「はぁ…」

「どうかした?臣さん?」

「んーん。ななしは今日も可愛いなって…」

「うううううっ…急にやめてくださいよぉそれ」

「ふふっ。そろそろ慣れないの?」

「…っ臣さんがいつもかっこいいから全然慣れれませんっ…」


真っ赤になった顔を見られたくないのか俺の胸元に顔を寄せてくる
あああ……こういうところだよ。

まだこのままでもいいかな…
メンバーやHIROさんには悪いけど








俺の彼女。