メンバー全員で久しぶりの飯会。
みんな酒も進んですげーテンション上がって仕事の話やプライベートの話で盛り上がってるとき、ふと誰だったか彼女欲しいななんて言い始めた。
わかるよ!わかる!
こうやってメンバーと酒飲むのも楽しいけどやっぱり生活には花が必要だ!
ありがたいことに仕事仕事でそっちの方もなかなか上手くいかないのかメンバーからもそういった話を聞かないし多分全員フリーな筈だ。

その延長に理想の女性についてああでもないこうでもないって騒いでると、前半ハイペースに飲んでべろべろに酔って寝てた登坂が伏せてた顔をムクリとあげる。

あらあら目が座っちゃって…こりゃ送らなくちゃいけないなー
なんて思ってると、
臣ちゃーん!!臣ーーー!!とハイテンションな健ちゃんと隆二に彼女欲しいよなー!!と絡まれはじめる。
グラグラと肩を掴み絡む二人に寝起き登坂も等々イラついたのか、バシッといい音をたてて二人の手をはじき


OM「俺、彼女いるんで」



とこのセリフ。
あまりの事実に、場の空気が凍るとはこの事だと思ったね。


RJ「えっ?臣彼女いるの?」


天然が空気を読まずズカズカと踏みこんでく、流石だ隆二!!俺ならすかさず突っ込めない所をつついてくれる!
すると登坂は流石に場の空気と隆二に言われた事でだんだん意識が覚醒してきたのか、顔色変わっていく。


あぁーこれはマジですわー。


その場にいる全員が理解した瞬間だ。










そこからは早くて、逃げ出そうとする登坂を俺と直己で捕まえて事情聴取が始まった。


OM「あの!話して下さいよ!」

NT「まぁまぁまぁまぁ、で、いつから付き合ってんの?」

OM「………三代目に入る前からです」

RJ「なんで、教えてくれなかったの!!」

OM「タイミングなくって」

KJ「タイミングってあったやろ!」

OM「なかったの!もういいっすか?」

GN「だめっすよ!!写真とかないんすか!」

EL「みたいっす!!」

OM「やだよ!!直己さんも離して下さいよ!」

NK「みんな結成当時から付き合ってるのに教えてもらえなくて拗ねてるんだよ。かくゆう俺も。ねっ諦めなさい」



直己に優しく宥められ諦めたのか、力の入ってた体から力が抜ける。



OM「別に紹介したくない訳じゃないんすよ。
ななしが嫌がる事を出来るだけしたくないだけで……あいつには色々迷惑かけて辛い事もあったもと思う、それでも俺に着いてきてくれてるななしが離れていかないようにって。
でも、メンバーにも認めてもらいたいって思うんですよ、ななしの事を。」



RJ「臣…」

OM「でも、こう言ってもらえてなんか吹っ切れました。」


少し照れくさそうに笑う登坂になんだかこっちまで照れくさくなってくる。
だけど、こう言ってもらえるまで俺たちの絆は強いものになってんだなーって思うとなんだが目の奥がぐっときた。




GN「じゃあ臣さん!彼女さんに会わしてくれるんすか!」

OM「それはいや!!」

KJ「なんでやねん!!」

RJ「いい感じだったじゃん!」

OM「それとこれは別!」




さっきまでのしんみりとした空気が嘘のように騒ぎ出すメンバーに俺も直己も笑いが零れる。
きっと俺たちに言えてない事が二人には色々あったんだろう。俺たちはそん時は、支えてやれなかったけど今からは支えて、助けてだってやれる。



だがら、その為にはとりあえず彼女に会わせてもらわないとね!



NT「ということで、彼女に会いにいきますか!」

OM「何がということで、なんすか!!無理っす!」

NK「まぁまぁいいじゃん」

OM「よくないです!!」

EL「やばいっすね!今日は彼女自宅っすか?」

OM「いや、一緒に住んでるからいるけど……っあ………。」



「「「「「「はぁぁぁぁ?」」」」」」

聞き捨てならない言葉にメンバーの声がそろう。登坂もアッやべみたいな顔してるから、これはいい間違えとかじゃない
おいおい…

NT「えっ?ごめん。直人さんの耳が確かならいま一緒に住んでるっていった?」

RJ「えっ?えっ?同棲してるの?」

OM「いやっまぁ最近…。」

KJ「これはあかんは、臣ちゃん」

EL「やばいっすね。それ」

NK「HIROさんには言ってないだよね…」

OM「はい…」

GN「それまずくないっすか…。」



「「「………」」」






NT「まぁ済んだことは仕方ないっ!ちゃんと話そう。HIROさんもちゃんと向き合えば分かってくれる筈だから俺たちも着いてくしな!直己!」

NK「そうだよ。ちゃんと話したら分かってくれる人だから」

OM「直人さん…直己さん」

RJ「なにがあっても俺たちは味方だしね」

KJ「せやな」

OM「ありがとうっ」

NT「ってことで、登坂ん家に行きますかー!」

GNEL「いぇーい!!」

OM「はぁ?!」

NT「助けるもなにもまずは会わなくちゃでしょ!!」



ということで、お会計ー!
後ろでガヤガヤと騒いでる声が聞こえるけど無視無視。
ここまで内緒にしてたんだ、早く知りたいでしょ。三代目シンデレラボーイがぞっこんのななしちゃんってのに!



NK「直人さん、ぞっこんって死後ですよ」

NT「うるさい!おじさんだから仕方ないの!」








いま会いに行きます。