お菓子かイタズラ


「刑部!Trick or Treat!」

「どういう意味よ?」

「お菓子をくれなきゃイタズラするぞっていうハロウィンのイベントやねん。」

「そうであったか。しかしわれは菓子など持っておらぬ故なぁ」

「へへへ…じゃあイタズラやな!何しようかなー…んー…膝枕とか!」

「いつもしておろう。それにそれは悪戯か?」

「そういえばそうやった。そやなぁ…イタズラ…イタズラ……あ!今度カメラ持ってお風呂覗きに行くわ」

「それはやめやれ」

「えー…あ!三成!Trick or Treat!」

「何だ?」

「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!って事」

「そんな物は無い」

「ふふふ…じゃあ今夜の入浴シーンは撮影させてもらうで」

「意味がわからん。やめろ」

「むーりー!」

「何の話っすか?」

「あ、左近!Trick or Treat!」

「あーはいはい。菓子ね。」

「なんや。知ってたん?」

「まあね。はい、飴」

「………私、あんまりお菓子食べないんだよねー…いらない」

「え」

「お菓子は要らないからイタズラさせろ」

「いや、趣旨変わってるじゃん」

「まあまあ、ニィちゃんええケツしてまんなぁ」

「ちょっやめて!その手つきやめて!」

「ニィちゃん、大人しく触られた方が身のためやで。うへへ」

「やめてーー!」

「随分と賑やかだね。夢女君と左近君はカバディでもしてるのかい?」

「半兵衛。Trick or Treat!お菓子は要らないからイタズラさせろ!」

「…夢女君らしいけどどういうことだい?」

「お菓子よりイタズラしたいねん。半兵衛も今夜の入浴シーン覗きに行くな」

「そうか…残念だよ。せっかくハロウィン用に特製カボチャプリンを作ったんだけどね」

「えっ」

「夢女君の大好きなカボチャプリンなんだけどな。要らないなら仕方ないか」

「え」

「仕様がない。皆で君の分も食べておくよ」

「あっ」

「それじゃあおやつにしようか。3人共」

「ごめんなさいー!イタズラしないので食べさせてくださいー!」

「よろしい」

「さすが半兵衛様。夢女ちゃんの扱いをよくわかってる」




 





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