ある日突然連絡が取れなくなった諸伏を心配してたのに『連絡できなくてごめん。心配しないで』とだけメッセージが送られてくるから結構しっかり怒った香澄ちゃんが諸伏からの連絡を無視する。
何かあったのかと思って心配しながらようやく家に帰ってきたら、いつものように「おかえり」って迎えられて「よ、かった…返事が無かったから何かあったのかと思って心配したんだよ」って諸伏が安心した顔をする。
そんな諸伏をじっと見た香澄ちゃんが「私は、いつもそう思ってるよ」って涙を浮かべるから諸伏がハッと息を飲む。「いきなり帰ってこなくなって、連絡もつかなくて、ようやく連絡がきたと思ったら心配しないでって言うだけ」って香澄ちゃんがぽろぽろ涙を流す。
「心配しない訳ないじゃん。不安に決まってるじゃん…!待つ側の気持ちも、ちょっとは考えてよ…!」ってわっと顔を覆って泣き出した香澄ちゃんをぎゅっと抱き締めて「ごめん…っ、そうだよな…いつも、俺が不安にさせてるよな…っ、ごめん」って香澄ちゃんの背中を撫でる。
「いつも待っててくれてありがとう。いつも、心配してくれてありがとう。俺が、こうやって帰ってくる場所を作ってくれてありがとう」ってお礼を言えば香澄ちゃんがぎゅううっとしがみついてくる。
体を離して額、瞼、鼻先って順にキスを落とせば香澄ちゃんがぐすぐす鼻を鳴らしながら諸伏がを見て「ちゃんと、ちゅーしてくれなきゃやだ」って言うから「仰せのままに。お姫様」って優しくキスを落とす諸伏がいる。
ちゃんといるよ、大丈夫だよって。香澄ちゃんに伝えるように触れるだけのキスを何度も繰り返して、ごめんねとありがとうを何度も伝えながら申し訳なさで潰れそうになる諸伏がいる。