折角のお泊まりなのに女の子の日が重なっちゃった香澄ちゃんが「できなくてごめんね…」って恐る恐る謝るから「何で謝るの。香澄ちゃんは何にも悪くないでしょ」って萩原が不思議そうに首を傾げれば「だって…できないと、意味ないんでしょ…?」って言われて「は?」ってなる萩原がいる。
何かに怯えるような様子の香澄ちゃんに何となく何があったのか察せちゃって「はぁ〜〜…香澄ちゃんはさぁ、時々すっごくおバカさんだよねぇ…」って香澄ちゃんをぎゅううって抱き締める。
「へ…?」って目をぱちぱち瞬かせる香澄ちゃんに「あのね、俺は、香澄ちゃんと一分一秒でも長くず〜っと一緒にいたくてお泊まりデートしてんの。折角香澄ちゃんとゆっくり出来んのにやる事やってハイおしまい、なんて勿体ない事するわけないじゃん」って言いながら髪の毛をするする撫でてあげる。
「他の男がどうかは知らないけどさ、手を繋いでハグして、たま〜にちゅーしてさ。俺は、一緒に映画見たり、色んな話したり香澄ちゃんと一緒に過ごせる時間が幸せで、大好きなのよ」って額をこつんと重ねてふんわり微笑んだ萩原がいやらしさなんて1ミリも感じさせない触れるだけの優しいキスをしてくれるから涙が出ちゃう。
「いいの…?ほんと…?」ってぽろぽろ泣いちゃう香澄ちゃんに「ほんと。あ、でもお腹痛いとか頭痛いとか何かあったら絶対すぐ言ってよ?それだけは約束な、絶対だぜ?」って悪戯っ子みたいに笑いながら言うから「うん、うん…っ、ありがとう、研二くんっ…!」って萩原にぎゅううって抱き着く香澄ちゃんがいる。
その後は、香澄ちゃんを足の間に抱えるようにして座って「寒くねえ?大丈夫?」ってずっと心配してくれるし、手を繋いだりハグしたり、時折ほっぺや額にキスは降ってくるもののそれ以上はなくて、もっともっと萩原を好きになるよね。
勿論萩原は香澄ちゃんに変なことを教えた…というより当時そういう扱いをしていた(多分)元カレへの殺意増し増しになってる。その顔は香澄ちゃんには見せられないね。