※特殊パロ注意※いろいろ注意※
ポンコツ悪魔の香澄ちゃんと神父のフリした上級悪魔の萩原の話。
あの手この手で人間を騙そうとしているのに上手くいかなくて「なんでバレちゃうんだろ…」ってしょんぼりしてたら「君、そんな所で何してるの?」って神父の萩原に声をかけられてビビビッと警戒モード。
「な、何にも…してないです…」って言えば「そう?もうすぐ雨が降ってきそうだから、良ければ中に入りなよ」って優しく笑って手を引かれて、こんなに優しくてお人好しだったら騙せるんじゃないか!って思った香澄ちゃんが「じゃあ、お言葉に甘えて」って萩原の手をぎゅっと握って着いていく。
教会の中に入った瞬間に雨が降ってきて「タイミング、バッチリだったね」って萩原が笑うから「ですね」って香澄ちゃんがくすくす笑う。どうやって騙そうか…って考えてたら「ところで、どうしてあんな所に一人でいたの?」ってにっこり笑って聞かれて、何故か体がビリビリと痺れる感覚に襲われる。
「ぇ…っ、と、」って言葉が上手く出てこなくて萩原に見つめられれば見つめられるほど頭がぼんやりしてくる。「教えて?ね、香澄ちゃん」って教えてないはずの名前を呼ばれて返事をしたのが最後、ぶわりと姿が変わった萩原が「ほんと、ダメダメだねぇ。香澄ちゃんは」って笑いながら首筋に唇を寄せる。
「最初、俺のことを見て警戒したのは良い子だったけどね」ってクスクス笑いながら香澄ちゃんの頬を撫でて「俺みたいな悪いやつに目付けられて、可哀想だね」って萩原が笑う。
萩原の強い力に当てられて意識が飛ぶ寸前の香澄ちゃんの唇にそっと口付けて「すぐに慣れるよ、大丈夫。今はゆっくりおやすみ」って微笑んで香澄ちゃんを眠らせる萩原の背中には真っ黒な羽。
最初から香澄ちゃんを捕まえるためだけに、香澄ちゃんがいる村の教会を乗っ取って神父のフリをし続けてきた萩原。香澄ちゃんだけじゃなくて、ついでと言わんばかりに村の人たちの魂まで頂いてるからちゃっかりしてる。香澄ちゃんだけが、何にも知らない。