潜入のために一方的に別れを告げた香澄ちゃんが新しい彼氏と一緒にポアロにやって来たので全力で圧をかける未練タラタラの安室(降谷)と、一方的に別れを告げて自分の前から消えた元恋人が現恋人に圧をかけてくるのが気に入らない香澄ちゃんと、突如修羅場と化したポアロに居合わせちゃったコナンの話。
彼氏とやって来たポアロで「あれ、香澄じゃないか。久しぶり」って声をかけてきたのは別れたはずの元恋人…によく似た誰か。
「知り合い?」って聞いてくる彼氏に「知らない人」って返して席に座る香澄ちゃんだけど「酷いなぁ。知らない人だなんて」って笑いながら近付いてくるからキッと睨み付ければにこりと人好きしそうな笑顔を浮かべて「初めまして。安室です。香澄とはそうですね…兄、のようなものです」って降谷もとい安室が自己紹介をする。
そんな安室を見てぽかんとしてから「そうなの?」って首を傾げる彼氏に「勝手に言ってるだけ。無視していいよ」って香澄ちゃんが返す。
「もう君とは恋人でいられない。悪いが別れてくれ。連絡先も、写真も、僕に関わるものは全て消してくれ」って一方的に告げて香澄ちゃんの前から姿を消した降谷が、ケロッとした顔でポアロで働いているのも、今更関係者面しているのもムカついて仕方が無い香澄ちゃんがため息を吐く。
「今メニュー見て考えてるんですけど、見て分かりませんか?」って香澄ちゃんがキツく言えば肩を竦めた安室が「これ以上は怒られそうだな。悪かったよ。もう言わない」ってわざとらしく両手を上げて降参のポーズを取りながら離れて行く。
カウンターに座ってたコナンが「……安室さん、あのお姉さんと知り合い?随分嫌われてるみたいだったけど」ってこっそり安室に声をかけたら「知り合いよりもっと深い関係だよ。僕以上に彼女を知ってる人はいないと言っても過言では無いね」ってくすくす笑いながら返されて「……彼女、とか?」って恐る恐る聞いたら「今はまだ元、だけどね」って楽しそうに笑ってるから思わず「……うわぁ」って表情になっちゃうコナンがいる。