※ちょっと不穏※いろいろ注意※
爆弾と一緒に瓦礫の山の中に閉じ込められた萩原と香澄ちゃん。萩原が解体を進めるけど最後の最後で手持ちの道具だけでは正解がどっちなのか判別できない配線が出てきてお手上げ状態。
そんな状況で萩原に「香澄ちゃん、俺と死ぬまで一緒にいてくれる?」ってプロポーズされるから驚くよね。「へ…?」って突然のプロポーズに目を丸くする香澄ちゃんだけど、萩原の顔が微かに引き攣ってることに気付いて全部察する。
萩原の手に自分の手を重ねて、もう片方の手を萩原の頬に添える。そのまま萩原の唇にキスを落として「研二くんは、天国でも地獄でも、どこに行ったって私のことを世界で一番幸せにしてくれるって知ってるよ」って香澄ちゃんが笑うから見開かれた萩原の目から涙が零れ落ちる。
持っていた工具を置いて、香澄ちゃんを力いっぱい抱き締めて何度も、何度も、確かめるようにキスをして、萩原が綺麗な顔で微笑む。「香澄ちゃん、結婚しよう。この世界でも、天国でも、地獄でも。どの世界に行ったって、絶対に香澄ちゃんを見つけて、何度だって香澄ちゃんに恋をするよ。絶対、約束する」って微笑んだ萩原にぎゅっと抱き着いた香澄ちゃんが嬉しそうに笑う。
「わたしも、絶対研二くんを好きになる。だってもう、研二くんの隣にいる私しか、想像できないもん」って二人で最後のキスをする。二人でぎゅっと手を繋いで萩原が片方の配線に工具を這わせる。合っているかどうかは二分の一。
間違っていれば、その場で二人揃ってサヨナラ。そんな状況にも関わらず二人の心は驚くほどに穏やかだった。「香澄ちゃん、愛してる」「私も、研二くんのこと、愛してる」と笑い合って、ぱちりと配線を切った。