「何か皆のバスケ、つまんなくなったね」って諦めたように笑った元帝光中バスケ部マネージャーの紬と、卒業式をきっかけにぱったり連絡が取れなくなる。キセキの世代は勿論、クラスメイト達ですら紬がどこに進学したのか知らなかったけど、黒子に会うために誠凛に来た黄瀬が紬を見つけて「は!?エッ紬っち、なん、エッ!?」って三度見する。
「紬っちいいいい!!!」って両手を広げて走ってきた黄瀬を紬がするっと避けるから物の見事にどんがらがっしゃん。「何で避けるんスか!?」「嫌だからに決まってるでしょ」「嫌!?何で!?」「うるさいウザい暑苦しい」「ひどッ!?」ってぎゃんぎゃん大騒ぎするから誠凛の皆がぽかんとする。
「あー…っと?」って首を傾げる日向に「元友人です」って紬が言うから「元!?」って黄瀬がひんひん泣く。「何でそんなに意地悪言うんスか!!」って言えば「他校の先輩に舐めた口聞くような礼儀知らずと友達になった覚えは無いです」って心底冷めた目をするから「敬語!?」って益々黄瀬が泣く。
練習試合後、悔しさで涙を流す黄瀬に連絡先くらいは教えてあげてもいいかな、と思ってた紬だったけど黒子から「紬さんが誠凛に進学してること、黄瀬くんが他の皆にバラしたみたいです」って密告されて当分教えてやらないと心に決める。
紬が「元友人から元知り合いに降格って伝えておいて」って言うから、黒子がそれを丁寧に黄瀬に伝えるから「あああああ!?」って黄瀬が体育館で悲鳴をあげるし「うるっせぇな何だよ!!」って笠松が怒る。
でも今まで見た事ないくらいべっちょべちょに泣きながら「ゆ、友人ですらなくなっちゃったっス〜〜!!」って黄瀬が言うから意味分かんなくて「…はぁ?」って笠松が首を傾げる。
「紬さんのせいで黄瀬くんからの着信すごいんですけど」って紬の元に黒子からクレームが来くるから、ため息を吐いた紬が黒子の携帯から黄瀬に電話をかける。
爆速で電話に出た黄瀬が爆音で「黒子っちいいいい!!!」って言うから反射的に切って「…着拒で」って紬が言うから、電話に出た瞬間に電話を切られたショックで、海常の体育館に再び黄瀬の悲鳴が響き渡る。