久々の2人きり※R15
※R15、性的表現あるので、苦手な方はスルーして下さい。
練習室にて、只今、環と海向の2人きり。
泉水も来る筈なのだが、フリーターな為、普段は働きに出ている。
そのバイト時間が押しており、今から帰るとの連絡が来た。
「泉水、遅れるて連絡あったわ」
海向がスマホを確認し、環の隣の椅子に腰掛ける。
楽譜を見ていた環の肩に頭を乗せ、甘えるように寄りかかった。
「そっか。なら、2人で練習しとこうか」
環からのスキンシップには慣れており、甘えられてもそれが当たり前だと受け止める。
「…練習よりも…環に触りたいねんけど」
その言葉に、楽譜を見ていた環がぎょっとして、顔を赤く染める。
「あれから色々あって、なかなか2人きりになれんかったやん。充電させてぇや…」
顔を上げれば普段見る事の出来ない海向の上目遣い。
その美しさと言ったら、凄まじいものである。
「っ…」
「環、顔、真っ赤やん。可愛ぇ…」
ふっと笑い、肩に頭を乗せたまま、環の首筋にキスをする。
「っ…!?」
びくりと環が大きく反応し、首まで赤く染まる。
否定されない事を良い事に、何度もそこに口付けていく。
ちゅっちゅっとリップ音が響き、環から甘い吐息が洩れた。
「っ…、ぁ…」
それを聞き、海向の雄が目を醒ます。
可愛らしく受け入れる恋人の姿に、ぞくりと本能が震えだした。
「環…可愛ぇ…。好きや…」
そう掠れた声で囁かれ、環は海向の首に腕を回す。
吸われる唇の柔らかさ、海向から香る甘い匂い、温かなぬくもり、そのどれもに胸がときめいて仕方なかった。
「ん…、ぁ、っ…」
いつの間にか海向の上に座らされ、背中をするすると撫でられる。
その動きが何とも厭らしく感じるのは気のせいだろうか。
海向の唇に塞がれ、何度も触れるだけのキスをされる。
その度に環の胸がきゅうっと締め付けられた。
「んっ…海向、…す、きっ…」
それを聞いて、海向の心臓がばくんと音を立てて高鳴った。
キスの合間に告げられる言葉はとても甘く、掠れており、男の本能を刺激する。
そんな事を知らない環は、無防備に海向に抱きついては甘えてくる。
「ふっ…、ん…海向…」
今も目を蕩けさせて、頬を赤らめ、物凄くエロい顔で海向を見ているではないか。
そんな風にされて、我慢出来る男がいたら教えて欲しい。
「っ…我慢…出来ん」
そう呟いたかと思えば、頭の後ろを掴み、環の唇を貪るようにして激しく求めた。
「…んっ」
驚く環をよそに、開いた唇の隙間から舌を入れ、激しく絡ませたのだ。
くちゅくちゅと粘着音と共に、環から洩れる甘い声。
耳に響く度に、海向はどんどん興奮していく。
熱く甘い口腔内に酔いしれ、まるで獣にでもなったかのように味わい尽くす。
「っ…、ぅ…、やぁっ…」
するするっと海向の指が環の胸元で止まり、まだ柔らかくて主張してない実をブレザー越しから、くりくりと指で触った。
「なぁ…、触るだけや…。ええやろ?」
「ひゃっ…!?」
びくんと体を震わせ、環が海向を顔を見る。
ギラギラとした肉食動物のような瞳をし、食い入るように環をガン見していた。
「ぁ…、な、っ…んっ、あっ…!」
海向の興奮した顔を見て、どこにそんな要素があったのかと驚くばかりだ。
指が確実に環の胸を捉え、布越しに何度も擦られる度に、甘い痺れが襲ってくる。
心臓がばくばく音を立て、触られる度に乳首がむず痒くなるような感覚になった。
中心部分が熱く、へその裏辺りがむずむずして仕方ない。
環は海向から与えられる刺激に、目眩に似たような感覚に襲われたのだった。
「…ホンマ好きや…。何度やってこうして、想像しとったか」
海向に口付けされる度に、環も海向への好きが溢れてくる。
激しいものから、触れては離れるキスへとかわってく。
これ以上は手を出さない、そう言われてるように思えて、環はほっとする反面、もっと触れて欲しいと思うのだった。
「ん…、俺の方が…好き…」
目から涙を流し、海向に微笑みながら環からキスをする。
それに参ったと言わんばかりに海向が顔を真っ赤にした事を環は知らない。
百合っぷるを書きたくて始めた小説。まさかこんなに長くなるつもりもなくて、さくっとデビューさせるはずが脱線しました(笑)美人可愛い攻×平凡(中身非凡)だったのに、どんどん攻め要素が加わって来て、固定カプ前提の複数攻×平凡(中身非凡)になりつつあります。
2025.09.14
- 83 -
*前次#
ページ: