いきなりトリップ1
※トリップ、R15、R18、エセ関西弁、キャラの口調が迷子、平凡総受け、とりあえず主人公流されビッチ、そんな感じで都合良く進みます。文章能力が欠けてる為、小説と言うよりも作文、駄文だと思えば違和感ないと思われます。どうか、広い心で受け止めて下さい。
徹夜続きの疲れた体を引きずって、どうにか家まで帰宅する。
久々に帰った我が家は、人の気配など当然なく、夜中と言うのもあり、閑散としていた。
食欲より、早く体を休めたくて、スーツから着替えるのも惜しむよう、そのままベッドへダイブする。
その時に上着とネクタイを外した事は褒めてもらいたい。
何日ぶりの布団の感触だろうか、とても気持ち良く、体が吸い込まれるように意識が遠退いた。
次に目を覚ました時に、まさかあんな事が起こるなんて夢にも思わず。
可愛い小鳥のさえずりと共に、爽やかな日差しがカーテンの隙間からこぼれる。
その眩しさに、本郷結愛、41歳の意識は深い眠りから呼び起こされた。
時計を見ると、もう朝の6時を過ぎており、とっくに会社へ向かわなければならい時間だ。
「おいおい、嘘だろっ!!アラーム鳴らなかったのかよ!?」
勢い良く起き上がり、スマホを見る。
するとアラームは何故か7時にセットしてあった。
意味がわからず、毎朝4時に鳴る予定になっているのに、故障したのかと慌ててそれを弄る。
だが、別に壊れた様子もなく、正常のように思えた。
もう時間がない為、慌ててベッドから飛び出し、昨日着たまま寝たスーツで出勤する事に決め、近くに放り投げたネクタイと上着を探す。
だが、見つからない。
それ所か、自分の部屋なのに何故か圧迫感と違和感を感じた。
強いて言えば、家具はほぼ同じなのに、とても狭い6畳の和室くらいの面積なのだ。
「は…?」
思わず、すっとんきょんな声を出してしまい、固まる。
そして、自分が身に纏っているものにも違和感を感じ、見下ろす。
「スウェットだと…?」
ますます意味がわからない。
昨日、確かにスーツのまま寝たにも関わらず、何故かスウェットに着替えている。
それ所か、微かに体が小さく感じるし、声もほんの少しだけ高い。
更には、いつもスーツを掛けている壁際には、見覚えのある学生服があった。
(え、何で制服?しかもこれ、BLゲームのやつじゃね?しかも1年で販売中止になった幻の方。え、いや、こっちはゴチャゴチャしてて面倒臭かったよな?…は、意味わからん…)
結愛は何が起きたのかと、壁に掛かっている制服を手に取った。
まじまじと見つめるが、コスプレと言うよりも、生地もしっかりしており、どう見ても本物に見える。
そして、制服を見たからか、遥か昔に友人に無理矢理プレイさせられたゲームの内容が断片的だが、記憶の中に甦った。
(おいおいおいおい、冗談だよな…。これって、まさか、今ちまたで流行ってる、トリップとか言うやつじゃないだろうなっ!?嘘だろ、どうなってんだよ!)
結愛は慌てて鏡を見た。
するとそこには、いつも見慣れてる41歳の歳取った自分ではなく、明らかに顔つきも体格も平凡をマニュアルにしたかのような少年の姿。
これは誰だと言いたくなるような現実世界の自分でも、ましてや若い時の自分でもない姿が映っていたのである。
記憶の片隅にいる、BLゲームの主人公の彼が目の前にいたのだった。
「うわあぁぁぁぁぁ!?」
もう朝だと言うのも忘れ、それはそれは大きな声を出して叫んだ。
するとどこからかドタドタと足音が近づいて来て、バァンと部屋のドアを物凄い勢いで開けたのだった。
「おい、テメェ…、朝からうるせぇんだよ。何時だと思ってんだ、殺すぞ…」
そこには主人公の同室者である、御子神ほとりの姿があり、めちゃくちゃ青筋を立てて怒っていた。
しかも男の自分が見ても見とれるくらいの格好良さと色気が混ざり合い、朝で寝起きであるにも関わらず、飛び抜けた美形がそこにいたのだ。
同じ男として何か失ったような悲しさが結愛の中で渦巻く。
情けないと言うか、鏡に映った自分の平凡さを呪わずにはいられない。
どうせなら、次の作品のニューゲームの主人公が良かった。
彼は平凡ながらに、それなりに可愛らしい顔をしているが、今の自分は本当に不細工に近い平凡なのだ。
「テメェ…、何、だんまり決め込んでんだよ…」
そんな事を思っていたからだろう。
結愛は同室者の機嫌を更に損ねてしまったらしい。
ズカズカと部屋に入って来て、高身長であるほとりから上から凄まれたのだ。
(…あれ?御子神、めちゃくちゃ身長高くね?って、俺が小さいのか!しかもスゲェ、キレてるわ…、スタートから、早くもゲームオーバーな予感、ぷんぷんじゃねぇか)
同室者に嫌われました。
2024.08.04
- 4 -
*前次#
ページ:
今日:7 昨日:32 合計:26799