1※R15
※R15、性的表現あるので、苦手な方はスルーして下さい。
その日の柳は朝から占いのテレビを見ていた。
本当、何気なくだ。
玄心の用意してくれた朝食を食べ、何故かそこに恭介も当たり前のように食事し、今日も美味しいな、などと言って爽やかな笑顔を向けている。
その様子に慣れてしまい、ふとテレビを見た。
『今日の射手座はラッキーなスケベな1日になるでしょう。ラッキースケベを回避するにはのらぼう菜を食べると良いてしょう。』
(ん?ラッキースケベって何だ?…それにのらぼう菜って聞いた事ないけど、何?)
おかしな番組だし、変な事を言うアナウンサーだなと思って、コップを持った瞬間、手が滑り自らの体にかけてしまった。
「柳くん…!」
玄心が慌てて駆け寄り、タオルで拭こうとして、ピタリと手が止まる。
不思議に思い、玄心を見上げれば何処か困ったような、照れたような反応。
「ひゅー!!乳首ピンクぅ!ワイシャツ、スッケスケでめっちゃエロいじゃん」
にやにやと悪戯な笑みを浮べる恭介の言葉に、柳は自分の胸元を見下ろす。
すると言葉通りに、物凄くピンポイントに胸だけに水がかかり、桃色をした突起がぷっくりと布越しから主張していたのだった。
「あ〜、朝から良いもの見たわ。エロい気分になったから、ちょっくら誰か引っ掛けっとすっか!」
にやにやしながら恭介は部屋から出て行ってしまった。
残るのは玄心と柳のみ。
「柳くん、お着替え致しましょう」
そう声をかけられ、頷いたのが運の尽き。
部屋に入るや否や、後ろから抱きしめられたのだった。
「…全然私を使って下さらないので、とても寂しかったですよ。柳くんのこんな姿見て、自分を抑えられる気が致しません」
そう言って向かい合わせにされたかと思えば、あれよあれよと言う間に壁に縫いつけられた。
「え…?ちょっと、織田…?待って…、俺…」
そんな柳の言葉など、なんのその。
そもそも使うって何さ状態。
いまいちよくわからないが、どうやら親衛隊は身の回りの世話から、性欲処理までを行うらしくて。
それを決めたのは、もちろん隊長である玄心なのだが、当の親衛隊対象の柳には何の確認すらとってもらえていない。
(さすがBLゲームの世界だよなぁ…。こうもエロい方向に行くように仕向けられたら、どんなに拒否しても無理があるだろ…)
そんな風に1人考えていれば、ゆっくりと玄心の顔が近づき、貪るように口づけられたのだった。
ここ最近は変な事をされないよう避けていたのがいけなかったのだろう。
がっつくとはまさにこの事である。
「ふ、んんっ…はっ、んっ」
柳が抵抗しても玄心の手はするすると2つの突起に伸び、こりこりと指の腹で刺激されれば、体に電流が走ったかのように痺れた。
「ぁっ…ひゃっ、ひっ…ぁんっ!」
柳のあられもない姿と声に、玄心の息が上がる。
「柳くん、気持ち良いですか?」
玄心が柳の首筋に吸い付きながら、問う。
お腹の奥がきゅんきゅんとし、脚をもじもじさせればそれが答えかのように玄心から悦の籠もった吐息が洩れる。
「ふふ…気持ち良いんですね」
スラックスの中に手を入れ、柳のお尻をゆっくり揉んだ。
それに反応するよう、柳が体をびくつかせる。
「ゃ…っ、おだ、っ…やめっ…」
柳の抵抗など、もっとして欲しいとしか聞こえない程に甘美な響きである。
双丘にある入口をくにっと触れれば、柳の目から涙が溢れた。
「…いつか…ここに私を挿れさせて下さい」
やわやわと優しく触れるだけなのだが、柳の腰が砕けて玄心に全体重をあずける形となってしまう。
「ひぅ…っ、ぁっ…」
「貴方の初めての男にさせて下さい…」
ちゅっちゅっと触れるだけのキスをして、玄心は離れる。
「そろそろ授業が始まってしまいます。風邪を引いてしまう前に取り替えてしまいましょう」
ふと胸と後孔への刺激が無くなり、柳の体が物足りなさを感じたのは秘密だ。
2025.10.14
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