「おい、山本、どうしたんだよ。
急に帰るなんて…」
「いや…なんとなくだ。」
「はぁ?」
山本は意外に勘がいいのか悪いのかわからないのであった…
「さっ、依泉ちゃん
上がって。」
『お邪魔します…。』
依泉はスリッパに足を入れ、家へと上がった。
ツナは二階へと依泉を導き、部屋へと迎えた。
「えっと…まぁ、適当に座って…?お茶とか飲む?」
『あっ、いいよ…そんな気ぃ使わなくて…
で、何?ツナ君が今日は用事あるって…』
依泉はベットに腰を掛け言った。
「えっ!えぇと…」
ツナは思わず言葉を濁した。
『何?』
「あぁ…えっと…最近、俺も忙しくて依泉ちゃんと会ってなかったよね…」
『うーん。そうだね』
依泉は微笑を浮かべながら言った。
「えっと…じゃなくて…」
ツナの言葉はどんどん詰まり、顔は火が出そうなくらい真っ赤になっていた。
『ツナ…君?』
依泉は様子がおかしいツナを心配そうに見た。
「あの…だから…また今回みたいに依泉ちゃんに会えないことも…
多いかもしれ…ないけど…
俺、依泉ちゃんのこと…好きっ…なんだ!
だから…俺の
俺の…
彼氏になってくださいっ!!」
ツナはそう叫んだ。
『ツ…ツナ君?それを言うなら彼女じゃないの?』
「へっ?うわっ、俺、間違えたぁ!!」
『クスクス…ツナ君、面白い。』
依泉は笑いながら言った。
「っ…依泉ちゃんι」
『私も。』
「へ!?」
『私もツナ君のこと好き…だよ?』
依泉も少し頬を染め、そう告げた。
「あっ…あっ…ありがと…」
ガタッ!!
その直後窓から物音がした。
「えっ!?リッ、リボーン!?それに二人も帰ったんじゃ…
ってかどうやって登ったの!?」
「いやーここで張ってりゃ10代目の将来の嫁さんが拝めるって…」
獄寺はへらへら笑いながら言った。
「りっ、リボーン!?」
「まっ、そういうことだ。」
リボーンは悪びれなく言った。
『あっ…今日は…帰るね!お邪魔しました!』
依泉は顔を真っ赤にして部屋を飛び出した。
「えっ、依泉ちゃん!?リボーン!?二人も酷いよぉぉお!」
ツナの虚しい叫びだけが沢田家に響いた。
2007.09.14.fri
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