Memento mori

メモ帳を浸して浮き出た文字を掻き混ぜる

砂丘 更新

DUNE 2話 追加しました

「家族のやすらぎ」
「Silent Voice」R18

一週間ほど前から砂丘2023の撮影が始まりましたね。楽しみです。そしてついに、タイトルを回収しました。以下あとがきも未成年者は閲覧禁止です。




「家族のやすらぎ」: 母と娘と息子。実はあの血を引いているベネ・ゲセリットの魔女とバトラーの聖戦の生き残りの末裔とクィサッツ・ハデラック。みな、普通じゃない、そんなことはそれぞれ知らない。ジェシカもそろそろおかしいと気付くべきだけれど、あまりにも姉弟がひっついて過ごして来たので違和感は消えてしまう。完璧なるジェシカが子供たちの真実に気付けなかったのは、「慣れ」過ぎていたからです。

「Silent Voice」: また声が姉弟を繋ぐ。姉上とダンカンは、避妊はしていません。生命は自然と生まれるもの、人の営みにより与えられる恵み、という価値観が浸透している。思考機械とのジハードを終えて、人間はより生物的に生きています。だから未来なのに科学にもあまり頼らないし、娼婦以外の女性は流れに身を任せるように子を授かる。ポールとチャニのように。十五と十四くらいでも生物として番ったというだけ。そんな世界で唯一自然に母親になることを禁じられる、残酷な運命を背負わされた女の子が姉上です。彼女はどれだけダンカンを愛しても子を授かることができない。「母親に」決められたから。回避する方法はただ一つ。頭の中の鉄くずは、母になりたいという無邪気な願いすらも曲解し、姉上は悶え狂う。でもあの頃のように、姉上を腕の中で抱き締めて言葉で彼女の肉体に「達しろ」と命じたポールではありません。それが姉上を襲う悲劇であると知っているから、どれだけ「来て」と囁かれても壁一枚向こうで唇を噛み締めるのです。
2022/07/26/18:06
Category : 更新履歴(砂丘)
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F.A.L