Memento mori

メモ帳を浸して浮き出た文字を掻き混ぜる

琥珀 更新

琥珀 連載 1話 更新しました

420 「その感覚は闇」

※少し、注意




リトル・ヴァルは、「傲慢」さがチラホラと出てしまう女の子。人はある程度、誰もがそうなるのですが内側にあまりにも多くの闇を抱えているため、きっかけがあれば直ぐに蛇🐍になってます。「ママ」の傲慢さが、恵まれた環境で育った無意識の自信であるならばこの子の傲慢さはもっともっと邪悪なもの。

でも、その傲慢さを正しく理解することなく何と…快楽として解釈してしまった。

記憶のせいで大人になることや(セド以外との)肉体的な接触を怖がり嫌がっていたリトル・ヴァルは、多くの賞賛と歓声、そして自分が一番上手いという環境を「他者を支配すればもっともっと心地好くなれるかもしれない」と勘違い。男の手など借りずとも、私は人の上に立ち続ければそれで幸せなのだとニコニコです。でもそれって本当の幸せなのでしょうか?快楽なのでしょうか?満たされるのでしょうか?

親世代編のヒロインである「ママ」の人生が愛を求めて散っていった物語であるならば、子世代編のヒロインであるリトル・ヴァルブルガの物語は、愛を正しく理解して悪の誘惑を断ち切る「人間としての成長物語」なのかもしれません。

2022/10/23/22:19
Category : 更新履歴(琥珀)
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F.A.L