0.5誘われた少女

とある場所では大雨が降っていた雨が降る中一人何かが来るのを待っていたかのように只図んでいた…。
パァアアアと光だし謎の音共に現れる

「…来たわね」

光に包まれて異次元から誰かがやってくることがわかっていたようだ…。
一人佇んでいてる女性は気を失っている女子中学生を見下ろした後、現れて五分経つも目を覚まさない少女に近づいて額に手を当てると女性の指先から淡い光が灯りだす

女性の後で立っている眼鏡をかけた男の子は高校生のようだ
男子高校生は、女性に声をかける

「この子が“繰り返される輪廻の理を崩す鍵”ね…」
「その子、大丈夫なんですか?」

女性は振り返らずに「気を失っているだけよ」と静かに答えた。
「四月一日、この子を運んでくれるかしら?」
四月一日と呼ばれた少年は、目を見開いて驚きながらも「はい」と返事をして持っていた傘を女性に渡して女の子を抱えた

四月一日「軽っ!…おっと」
思いのほか軽かったのに驚いて少しよろけてしまう四月一日に女性は「あら、どうしたの?」問いかけた

四月一日「この子、中学生くらいですよね?思いのほか軽かったので驚いただけですよ」
「あら、意外ねぇ…あなたがそんなことを言うなんて…」

おかしそうに笑う女性に顔を赤くしながら慌てて答える
四月一日「なっ、僕は本当ことを言っただけですよ!からかわないでください有子さん」
有子「ふふ、冗談よ…ゲストルームに運んでくれるかしら?」
四月一日「もぅ、わかりましたよ」

二人は雨が降り続ける中建物の中に入っていった

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