▽ カラヴィヤス案内

ライナルト「前回までのあらすじ!俺たちはエテルノ学園で冒険者について学んでいる生徒である!ひょんなところから様々なことに巻き込まれて事件を解決していくうちに、乗っ取られたというカラヴィヤス学府への調査に協力することになった!調査を進めていくと、カラヴィヤスの支配者を名乗るマルファスが現れた!彼はこれまでの事件の背後にもいて、カラヴィヤスを拠点とし憎き世界を滅ぼすと言ったのだ!俺たちはマルファスと幾度も戦い、無事に打ち倒してカラヴィヤスを解放、世界を救うことができた!
そして激闘から一か月が過ぎた頃、カラヴィヤスの校長であるフユイ先生が現れ、卒業試験の資格を得るために俺たちにカラヴィヤスの試験を受けるように言った!そうして俺たちは現在、カラヴィヤス学府に来ているのである!」
フローラ「解説ご苦労様。もう三か月が過ぎたのね」
シエテ「まだ疲れが取れません。ここ最近はずっと眠いですね」
リーフ「フユイ校長ばちくそキレイじゃなかった???????おっぱいも大きかった………………」
リンアイ「そうやってすぐ性癖の話をする」
リーフ「いいじゃん!!!!!!美人だったじゃん!!!!!!!!」
ケシェット「まあまあ。気持ちはわからないでもないよ。けどそれを大声で言うのはどうだろうか」
フローラ「もうコイツに卒業資格なんてないんじゃないかしら。迷宮に捨ててきましょ」
リーフ「やめてください一緒に世界救ったでしょ」
ライナルト「困るぞリーフ。新しいところに来てるんだから、世界を救った冒険者たちがそんな変態だったら面目潰れるぞ」
リンアイ「男はみんな変態だと思うけどね」
シエテ「ひとくくりにされてしまった……」
ケシェット「はいはい、騒ぐのはやめようね」






カラヴィヤス案内
レベル★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
記入者:フィリサティ
「学府内を案内するよ。職員室まで来てね」

リンアイ「学生寮にしか入ったことなかったけど、すっきりした印象だよね」
リーフ「図書室はちょっと気味が悪いな」
フローラ「失礼なこと言わないのよ。最初の依頼はこれかしらね」


フェアリーの少女「カラヴィヤス案内、ですね。皆さん、話は聞いています。図書委員のテマリです。よろしくお願いします」

ライナルト「よろしく!テマリちゃん!」
シエテ「これからお世話になります」


テマリ「これはフィリサティ先生より、カラヴィヤス学府を案内してもらうものになります。先生は職員室にいるので、履修を報告してきてください」

リンアイ「職員室、どこだ」
ライナルト「探せばあるさ」
リーフ「オレのセンサーは宝しかわからないからなぁ〜」
フローラ「別に今となっては不要な能力ね」
リーフ「必要です!!!」



《職員室》
ケシェット「失礼します。フィリサティ先生」

フィリサティ「待っていたよ。あのときの約束をここで果たしたいと思ってね」

リーフ「…………………何だっけ」
ライナルト「何だっけ」


フィリサティ「…覚えてない? ははは。別にいいんだよ。とにかく今日は、私が学府の案内をするからついて来て」

フローラ「最初に来たとき、学府を案内したいって言ってたの忘れてたの?バカじゃない??」
シエテ「まあ、あの後いろいろありましたからね。約束を交わした記憶はないんですが」
ケシェット「今果たされるからいいじゃないか。先生も怒ってなさそうだし」
リンアイ「ついて行こう。先生ちょっと足が速い」



《校庭》
フィリサティ「此処も元は普通の学校だからね。学生寮や購買部とか、図書室もそうだけど、他の学校にあるものは此処にもある。ここにいる間は好きに使ってくれたらいいからね。生徒たちも君たちを歓迎しているよ」

ライナルト「あ、ありがとうございます」
フローラ「独裁中も外から見たら普通の学校だったから、施設が揃ってるのは当然よね。でも、他の学校にはないものがありそうだわ」
リーフ「魔導炉とか」
ケシェット「ありそうだなぁ………でもあの2人がいないんだったら使われないんじゃないか?」
シエテ「何ある前提で話してるんですか」
リーフ「フローラちゃんさ、オレのセンサーみたいに魔力的な道具があるかないかの探知できないの?」
フローラ「できないわよバカ。できるのが普通だと思わないで」
リンアイ「あ、先生が歩きだした」
ライナルト「どこ行くんですか?」


フィリサティ「ん、何処に向かってるのかって? それはね…」


《保健室》
シエテ「保健室ですね」

フィリサティ「セリオン先生」
セリオン「おー! キミたち! また会えて嬉しいのね! カラヴィヤスどころか世界を救ってくれたんだってね? いやースゴいわ! キミたちのためならワシも頑張るのね!」
フィリサティ「同じ気持ちだよ。心地のいい学び場を提供するよう努めよう。よし、次行こうか」

リンアイ「支えられてるなぁ」
フローラ「私たちの活躍からしてみれば当然よ。だって助けたんだもの」
ケシェット「自信を持つのはいいけど、高慢になりすぎるのは良くないね」
リーフ「次だぞ次!どこだ〜?」



《実験室》
フィリサティ「実験室だね。随分と整理されているだろう。以前はアスファルが管理していてね…彼女は教師としてはとても真面目だったんだ。そのうち新しい魔術教師を招き入れるつもりだよ。君たちがいる間には間に合わないかもしれないけどね…」

ライナルト「………ここの生徒たちにとって、アスファルも先生だったんだな。どうしてマルファスと行動してたんだろ」
リンアイ「今さら理由を気にする必要なないと思う。もう話も聞けないし。それに、アスファルはあたしたちが殺したんじゃないから」
シエテ「埋葬しただけいい方ですよね。………そういえば、マルファスの生死は?」
ケシェット「さあ…それこそ気にする必要ないんじゃないか?」


フィリサティ「じゃあ最後に校長に挨拶に行こう」


《校長室》
ライナルトたちは校長室にやってきた。
そこにはフユイがいた

リーフ「ほら見てべらぼうに美人」
フローラ「黙らっしゃい」


フユイ「…来た。エテルノの、世界を救った冒険者たち。まずは一次試験合格。このカラヴィヤスが貴方たちを歓迎する、寛大な心を持つようだわ」

シエテ「まずはカラヴィヤス学府に受け入れられることが第一歩だったんですね」
リンアイ「随分閉塞的な学校だったからね」


フィリサティ「フユイ校長。彼らに今一度、試験について説明を」
フユイ「エテルノでの説明どおり、貴方たちには、カラヴィヤスの試験を受けてもらう。私の持つ桔梗の怠惰をかけたもの。今貴方たちが持つ3つの証と揃って、卒業試験へ臨める仕組み。全ての学校で共通している事項」
フィリサティ「今までは校長が不在だったから、その3つで卒業試験に臨めたんだけどね。君たちはカラヴィヤスを、世界を救った。ここの試験を受けさせてもいいんじゃないか、と教育委員会で結論が出たんだよ」

ライナルト「認められてるってことですね!喜んでいいんですよね!?」
ケシェット「いいと思うよ。天狗にだけはならないように」
フローラ「校長の顔は険しいわね」


フユイ「だけど、貴方たちを受験させるか否かの決定権は私にある。本試験の前に、生徒と教員の頼み事を聞いて回ってほしい。その結果で貴方たちの人格を査定する。その時点で本試験を受ける資格がないとされれば退去してもらう。
私は、人を信じないから」

リーフ「あ…、出てっちゃった。何か悪いことしたかな…」
リンアイ「人を信用しないタチか。今に始まったことじゃなさそうだけど、困った人だな」


フィリサティ「…そんな不可解な顔をしないで。校長は気難しい方なんだ。大丈夫だよ。君たちなら試験を突破できる。そうしたら校長も君たちを認めるだろう」

ライナルト「…はい(´・ω・`)」
シエテ「落ち込むの早すぎませんか?今日のメンタルどうしたんです?」
ライナルト「酷い言いよう!!」


フィリサティ「さっきも言ったけど、寮や施設は好きに使ってくれたらいいからね。もちろん、寮に缶詰めではないから迷宮に出てもらってもいいし、エテルノが恋しくなったら帰ってもいい。決して無理をしてはいけないよ。
それじゃあ、試験頑張ってね。何かあったら相談に乗るよ」

ケシェット「せっかくだからもっと校内を見て回ろうよ。ここはきっといい所だ」
フローラ「生徒はともかく、校長に歓迎されればね」
リーフ「オレは購買部が気になるなぁ。何が売ってるんだろ??」
リンアイ「ここってさ、明らかに教員が不足してない?見てないだけで他に先生いるのかな」
シエテ「……いや、それらしき人は見当たらなかったですね」
ライナルト「閉じこもってたから外から人を雇うってことはしなかったんじゃないかな。フィリサティ先生は学校設立からいる先生ってアマネセルさん言ってたし、セリオン先生も歴長そうだよな」
フローラ「アスファルも先生だったわけでしょ?多分魔術の。え、今相当ヤバいわよ。誰がどの学科を教えるの?全部フィリサティ先生?」
ケシェット「過労死しそうだ。ここの卒業生から先生になる人とかがいればいいのにな」
シエテ「いや、今までの卒業生は絶対ヤバいでしょ。だって独裁中ですよ?」
リンアイ「……今が安全なのかなぁ」


カラヴィヤス案内を完了しました!


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